目次
- 1. トイレつまりはパイプユニッシュで解消できる?
- 2. トイレつまりを自分で解消する方法
- 3. トイレつまりに自分で対処する際の注意点
- 4. トイレつまりを自分で解消できないときの対処法
1. トイレつまりはパイプユニッシュで解消できる?

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パイプユニッシュとは?
パイプユニッシュとは「SCジョンソン社」が販売する排水管クリーナーだ。洗面台や流し台、浴槽などの排水口に注いで使用する。ジェル状のパイプユニッシュが排水管にへばりついた汚れを溶かすことで、つまりやニオイを解消することが可能だ。トイレつまりはパイプユニッシュで解消できない
パイプユニッシュは排水管のクリーナーなので、トイレつまりへの使用は想定されていない。公式サイトや商品の説明にも、「トイレつまりは解消できません」といった記載がある。パイプユニッシュの使用は避けて、他の方法でトイレつまりを解消してほしい。トイレつまりをパイプユニッシュで解消できない理由
パイプユニッシュは髪の毛や皮脂、石鹸カスを溶かせるが、トイレつまりの原因であるトイレットペーパーなどの分解は不可能だ。さらにトイレには水がたまっているため、ジェルが密着しにくい。使用してもほとんど意味がないので注意しよう。2. トイレつまりを自分で解消する方法

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ラバーカップを使う
- 水の量を確認して不足しているようなら足す
- 排水口にカップを密着させたらゆっくりと押しつける
- 力を入れて一気に引き抜く
- トイレのつまりが解消するまで手順2~3を繰り返す
お湯を使う
- トイレの汚水をできるだけ減らす
- バケツに入れたお湯(40~60度)を流し入れる
- 解消しないなら1時間ほど放置して1~2の手順を繰り返す
ハンガーを使う
- 針金ハンガーのかける部分をペンチで切って棒状に伸ばす
- 先端を丸めて輪っかの形に曲げる
- 輪っかを排水口の奥まで突っ込んで動かす
- つまりが解消されて水位が下がったらバケツで水を一気に流す
洗剤や薬品を使う
洗剤や薬品を使用して汚れを除去する方法もある。「重曹とクエン酸」「酸性の洗剤」「食器用洗剤」を使った解消法を紹介しよう。重曹とクエン酸
- トイレの汚水をできるだけ減らす
- 重曹(150g)とお酢(100ml)を入れる
- 高い位置から50度のお湯を便器の半分ほどまで注ぐ
- 1時間ほど放置したらバケツで水を流す
酸性の洗剤
- 尿石に効果的な酸性の洗剤を適量かける
- しばらく放置したあとブラシで擦る
食器用洗剤
- 水が多い場合はトイレの水を減らす
- 食器用洗剤(100ml)を便器に入れる
- お湯(40~60度)を流し入れて20~30分ほど放置する
- トイレを「小」で流して解消されているか確認する
3. トイレつまりに自分で対処する際の注意点

つまりの原因を見極める
トイレつまりの原因によって、適した対処法が違うので注意。上記で紹介したのは、主にトイレットペーパーや便が原因でつまったときの解消法だ。酸性の洗剤は固まった尿石に効果的な方法になる。しかし、固形物を落としてしまった場合、ラバーカップ以外の方法は効果がない。取り出せない位置まで流れてしまえば、自分で解消するのは不可能だ。つまった原因を見極めてから正しい解消法を実行しよう。洗剤の説明書をよく読む
トイレのつまりに洗剤を使用する場合は、まず説明書をしっかりと読む。正しい使い方や分量、注意点を確認しておくことが重要だ。洗剤の成分によって適した汚れが違うので、上手に使い分けよう。また、塩素系と酸性の洗剤を混ぜると毒ガスが発生するため、複数の洗剤を同時に使用するのは避けてほしい。トイレの換気をする
洗剤を使用すると悪臭やガスが発生することがある。トイレは狭いためニオイやガスがこもりやすく、そのまま作業すると健康に害を及ぼすケースもあるだろう。窓を開けたり換気扇を回したりして、換気をしながら作業することが大事だ。なお、皮膚や目を守るためのゴム手袋やゴーグル、マスクなども着用するといいだろう。4. トイレつまりを自分で解消できないときの対処法

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