目次
- 1. プロペラ式の換気扇掃除に必要な道具と洗剤
- 2. 換気扇のプロペラの外し方
- 3. プロペラ式の換気扇掃除の方法
- 4. プロペラ式の換気扇掃除の頻度は?
- 5. プロペラ式の換気扇は定期的に掃除をして汚れをためないことが大切
1. プロペラ式の換気扇掃除に必要な道具と洗剤

Advertisements
用意する道具一覧
- ゴム手袋
- マスク
- 新聞紙
- スポンジや歯ブラシ
- 雑巾
使用する洗剤は?
中性洗剤、もしくは「マジックリン」などのアルカリ性洗剤を活用しよう。キッチンのプロペラ式換気扇には酸性の油汚れが付着するため、アルカリ性の洗剤で中和してしっかりと落としたい。同じくアルカリ性である重曹やセスキ炭酸ソーダもおすすめだ。重曹は「ごく弱いアルカリ性」で、セスキ炭酸ソーダは「弱いアルカリ性」を示す。油汚れへの効果はセスキ炭酸ソーダの方が高いので、上手に活用しよう。2. 換気扇のプロペラの外し方

Advertisements
プロペラの分解方法
- 換気扇のスイッチを切ってコンセントを抜く
- フィルターがある場合は手前に引いて取り外す
- プロペラの中央にあるスピンナー(つまみ)を「ゆるむ」の方向に回す
- 換気扇のパネルを取り外す
- パネル下にある油だまりを下に引いて取り外す
- スピンナーとプロペラを取り外す
プロペラが外れないときは?
換気扇のプロペラが外れない場合、油が固着している可能性がある。スピンナーの中心部をドライヤーで2~3分ほど温める、浸透性オイルを少量吹き付けて30分~1時間ほど放置するといった方法が有効だ。ただし、メーカーによって対処が異なるケースがあるので、上記の方法が禁止されていないか確認しておこう。紹介した方法で外れない場合は、無理に外そうとせず業者に依頼してほしい。3. プロペラ式の換気扇掃除の方法

1.電源プラグを抜いて(またはブレーカーを落として)プロペラを外す
まずは換気扇の下に新聞紙を敷き、電源プラグを抜くかブレーカーを落とす。中心にあるスピンナーを回し、プロペラと一緒に外してほしい。2.パネルや油だまりを取り外す
パネルの下部を持ったら、手前の方向に引き上げて取り外そう。下部に付いている油だまりは、つまみネジを外すと取り外せる。3.外したプロペラなどのパーツをつけ置きする
お湯に洗剤やセスキ炭酸ソーダ、重曹を溶かして、プロペラなどのパーツをつけ置きする。二重にしたゴミ袋をシンクに入れて使うといい。汚れが軽度な場合は、お湯で流しながらこするだけでもOKだ。フィルターは変形しやすいため、丁寧に掃除をしてほしい。4.換気扇本体や外側は拭き掃除をする
壁側に付いた換気扇本体の内部や外側は水拭きで掃除をする。頑固な汚れは洗剤を付けた歯ブラシでこすろう。なお、スピンナーを外した壁側の軸棒には、潤滑剤(グリース)が塗られている。拭き取りすぎには注意して、切れている場合は吹きかけておくといい。5.流水またはぬるま湯ですすぐ
1~2時間ほどつけ置きしたら流水やぬるま湯で洗い流そう。汚れが落ちていない場合は、スポンジや歯ブラシでこすってしっかり落とす。6.水気を拭き取る
プロペラなどパーツの水気を丁寧に拭き取る。7.完全に乾いたら元に戻して電源を入れる
パーツが完全に乾いたのを確認したら、外したときと逆の手順で取り付けよう。プロペラのスピンナーやネジは、ゆるみがないように締める。スピンナーが装着できない場合は潤滑剤切れが考えられるので、塗布してから取り付けよう。あとは電源を入れて正常に作動するかチェックすれば、プロペラ式の換気扇掃除は終わりだ。頑固な油汚れは酸素系漂白剤でつけ置きするのも効果的
洗剤やセスキ炭酸ソーダ、重曹で落ちない頑固な汚れには、酸素系漂白剤がおすすめだ。「オキシクリーン」などの酸素系漂白剤でつけ置きしよう。ただし、アルミ製や塗装の剥がれがあるパーツには使えない。軽い油汚れ程度であれば拭き掃除のみでもOK
軽度な油汚れであれば「マジックリン」などアルカリ性洗剤を使った拭き掃除だけで十分。小まめに拭き掃除をして汚れをためないようにすれば、掃除の手間を軽減できる。4. プロペラ式の換気扇掃除の頻度は?

5. プロペラ式の換気扇は定期的に掃除をして汚れをためないことが大切

Advertisements