目次
- 1. キッチンの背面収納とは?
- 2. キッチンの背面収納の種類は?
- 3. キッチンの背面収納の収納術
- 4. カウンター背面収納の収納術
1. キッチンの背面収納とは?

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キッチンの背面収納は後付けできる?
キッチンの背面収納を決めるタイミングは、やはり新築時だ。主にメーカー製、市販家具、造作家具の3つの選択肢がある。メーカー製は、システムキッチンと連動させたメーカー製の既製品を設置する方法。市販品は、家具店で好みの食器棚やラックを購入する方法。造作は、スペースに合わせて造り付けてもらう方法。後付けも可能であり、その場合は市販家具か造作家具ということになる。キッチンの背面収納を造作家具にするメリットは?
後付けする場合、市販家具か造作家具か迷うところだ。市販家具の方が低い予算でまかなえることが多い。しかし、長い目で見るとやや高くついたとしても、造作家具の方がキッチンの背面収納ではメリットの方が多い。まず、自分の好みや全体の統一感など細かく注文することができる。次にスペースに合わせたサイズにカスタマイズすることができるので、デッドスペースを有効活用できる。そして最後に耐震性に優れているという点だ。とくに最後の耐震性については、既製品の背面収納では、天井との間に空間ができるため、転倒しやすくなってしまう。地震では建物の倒壊よりも家具の下敷きになる危険性の方が高いといわれているので、地震対策を考えるなら造作家具の方がおすすめだ。2. キッチンの背面収納の種類は?

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見せる背面収納
キッチンでの見せる背面収納は、扉を設置しないぶん費用が安くて済むというメリットがある。オシャレにレイアウトできれば、個性のあるキッチンを演出することができる。整理整頓が上手な方におすすめだ。隠す背面収納
モノであふれたキッチンで、あまり生活感を出したくない。油汚れが気になる。そのような方は隠す背面収納がおすすめだ。片付いていないときに急な来客といった場合にも、隠す背面収納があれば、応急対応ができる。キッチンの背面収納に「引き戸」は使いにくい?
キッチンの背面収納では扉選びが重要になる。スペースによっては使いにくい扉もある。たとえば、狭いキッチンで観音開きの背面収納にすると、全開にできなくなってしまうこともある。おすすめのキッチン背面収納の扉は「引き戸」タイプだ。扉を開くときのスペースが不要。さらに、作業をしているときには開けっ放しにしておいても邪魔にならない。3. キッチンの背面収納の収納術

使う頻度で収納場所を分ける
キッチンの背面収納では、使う頻度によって「上段」「中段」「下段」に収納場所を分けると使いやすくなる。上段には軽くて使う頻度の少ないものを収納する。たとえば、お正月やお祝い事にしか使わない重箱、ラップやホイルのストック、タッパーウェアなどを収納するといい。中段には、使用頻度の高いものを収納する。普段使いの食器やグラスなどを収納しておくと作業がしやすくなる。下段には、重くて使う頻度が少ないものを収納する。たとえば、調理器具。土鍋など落とすと壊れてしまいそうなものなども収納する。ペットボトルなどのストックスペースにしてもいいだろう。収納を使いやすくするコツ
収納を使いやすくする基本は、手が届きやすい場所には使用頻度が高いものを収納する。さらに作業の流れを考えたうえでキッチン背面収納をすることだ。買ったものを収納する。下ごしらえをする。料理をする。盛り付けをする。配膳をする。後片付けをする。ゴミ捨てをする。この一連の作業の流れを意識した収納を心がけることが大切だ。4. カウンター背面収納の収納術

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