目次
- 1. 「排水溝」と「排水口」の違いとは?
- 2. キッチンの排水口の簡単な掃除方法
- 3. キッチンの排水口掃除の注意点
- 4. キッチンの排水口のヌメリや悪臭の原因は?
- 5. キッチンの排水口掃除の手間を減らすアイデア
1. 「排水溝」と「排水口」の違いとは?

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「排水溝」は側溝などを指す言葉
排水溝は排水のための溝(みぞ)を指している。つまり道路などの横にある排水用の側溝(ドブ)が、排水溝というわけだ。ただし、排水口と混同されるケースは多く、「排水溝=排水口」で問題なく通じることもある。キッチンのシンクなどにあるのは「排水口」
排水口とは水回りにある排水用の穴のことだ。キッチンのシンクやお風呂、洗面台にあり、汚れた水を流す用途がある。汚れやすい場所なので、定期的に掃除をすることが重要だ。2. キッチンの排水口の簡単な掃除方法

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キッチン用のアルカリ洗剤(塩素系漂白剤)で掃除する方法
用意するもの
- ゴム手袋
- スプレータイプの塩素系漂白剤(キッチン泡ハイターなど)
掃除の手順
- ゴム手袋をはめてから換気をする
- 排水口内に生ゴミがあれば取り除く
- 排水口カバーや受け皿を取り外す
- 外した部品や排水口内部に塩素系漂白剤を吹き付ける
- 5~10分ほど放置する
- 塩素系漂白剤を流水でしっかりと洗い流す
アルカリ洗剤(パイプクリーナー)で掃除する方法
用意するもの
- ゴム手袋
- パイプクリーナー(パイプユニッシュなど)
掃除の手順
- フタやゴミ受け、ワントラップを外す
- 適量のパイプクリーナーを排水口にそそぐ
- 30分~1時間ほど放置する
- 水でパイプクリーナーと汚れを流す
重曹とクエン酸で掃除する方法
用意するもの
- ゴム手袋
- 重曹:1カップ
- クエン酸:1/2カップ
- 50度のお湯:2L
- スポンジや歯ブラシ
掃除の手順
- 水を少し流して排水口を濡らす
- 重曹(1カップ)をまんべんなく振りかける
- クエン酸(1/2カップ)を振りかける
- 30~1時間ほど放置する
- 50度のお湯(2L)を排水口に流す
3. キッチンの排水口掃除の注意点

熱湯は流さない
キッチンの排水口に熱湯を流すと、排水管が劣化する恐れがある。一般的な排水管に使用されている塩化ビニル樹脂は、60~70度以上の熱で変形するので注意。掃除でお湯を流すときは50度くらいに冷ましてほしい。また、塩素系漂白剤やパイプクリーナーを使用する場合、熱湯で成分が分解されて有毒なガスが発生する可能性がある。掃除のあと洗い流す際には水を使用することが重要だ。アルカリ洗剤と酸性のものは絶対に混ぜてはいけない
毒ガスが発生するので、塩素系漂白剤やパイプクリーナーなどのアルカリ洗剤と酸性のものは混ぜてはいけない。酸性の洗剤はもちろん、酢やクエン酸、生ゴミにも注意が必要だ。キッチンの排水口をアルカリ洗剤で掃除する場合は、事前に生ゴミをキレイに取り除いておこう。4. キッチンの排水口のヌメリや悪臭の原因は?

油汚れや洗剤カスなどの付着と雑菌の繁殖
キッチンのシンクで食器を洗うとき、油汚れや洗剤が排水口に流れる。その油汚れや洗剤カスが排水口に付着することで、頑固なヌメリになるわけだ。さらにこういった汚れや放置した生ゴミが原因で雑菌が繁殖すれば、嫌なにおいが発生するので注意しよう。5. キッチンの排水口掃除の手間を減らすアイデア

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