目次
- 1. 風呂釜が汚れる原因
- 2. 風呂釜の適切な掃除頻度
- 3. 風呂釜の掃除方法
- 4. 風呂釜の掃除におすすめの洗剤
- 5. 掃除後の風呂釜をキレイに保つコツ
- 6. 風呂釜掃除を業者に依頼すべきサイン
1. 風呂釜が汚れる原因

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皮脂
風呂釜が汚れる原因の多くは、人の体から出る皮脂だ。お湯の中に入った皮脂は配管を通り、風呂釜に付着することがある。カビ
風呂釜を長期間掃除しないと、内部にカビが発生する場合もある。ピンクや赤色の汚れが浮いていれば、赤カビの可能性が高い。黒っぽい汚れであれば、赤カビを放置した際にできる黒カビが疑われる。黒カビは落ちにくいので、発生させないようこまめに掃除するのが望ましい。水垢
お湯に白っぽい汚れが浮くなら、水垢が原因かもしれない。水垢は水道水に含まれるミネラルが変化したもので、風呂や台所のシンクなどの水まわりに付着しやすい。水垢を放置すると頑固な白い汚れになり、なかなか落ちなくなる。入浴剤
入浴剤をよく使う場合は、入浴剤の色素やバスソルトの塩分が汚れの原因になることがある。残った色素が風呂釜に入り込むと、色素沈着して頑固な汚れになってしまう。またバスソルトの塩分はサビつきの原因にもなりやすい。細菌
浴槽には水が残りやすいため、細菌が発生しがちだ。とくに消毒されていない水や水温20~50℃の水ではレジオネラ属菌が繁殖しやすく、肺炎や熱を引き起こすおそれがある。菌が風呂釜にたまらないよう、定期的に掃除してキレイにしよう。2. 風呂釜の適切な掃除頻度

一つ穴の場合
一つ穴とは、お湯の出入り口が一つしかないタイプを指す。一つ穴の風呂釜はポンプでお湯を勢いよく出すため、配管が比較的汚れにくい。風呂釜の掃除は2ヶ月に1回程度を目安にしよう。二つ穴の場合
二つ穴は浴槽の中に穴が二つあるタイプだ。下の穴が浴槽に水を入れ、上の穴が配管へと水を排出する。このタイプは一つ穴よりも水の循環スピードが遅いため、汚れがたまりやすい。二つ穴タイプは1ヶ月に1回程度を目安に掃除したい。3. 風呂釜の掃除方法

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一つ穴の場合
一つ穴タイプはつけ置きで掃除するのがおすすめだ。まずは浴槽に冷たい水を入れ、穴より5cmほど上まで張る。水の中に洗剤を入れたら、温度を40~50℃と高めに設定して追いだきしよう。そのまま3時間ほど放置すればつけ置きできる。最後に5分ほど追いだきし、排水すれば完了だ。二つ穴の場合
二つ穴タイプは穴に向かってお湯を注ぎ、水圧で掃除するとよい。まずは下の穴にタオルを詰めるなどしてふさぎ、上の穴に洗剤を入れる。ケトルなどで40~50℃のお湯を沸かしたら、上の穴に注ぎ入れよう。水がこぼれないギリギリまで注いだら、2時間ほど放置する。あとは詰めていたタオルを抜き、強めのシャワーで上下の穴に水を流して完了だ。4. 風呂釜の掃除におすすめの洗剤

オキシクリーン
「オキシクリーン」はもともとアメリカで人気を博し、日本でも「オキシ漬け」で話題になった酸素系漂白剤だ。酸素の泡で汚れを落とし、消臭・除菌もできる。重曹
ナチュラルな洗剤をお探しの方には重曹が適している。重曹は、皮脂汚れがたまりやすい浴槽や風呂釜の掃除にぴったりだ。100均でもリーズナブルに手に入るのがうれしい。ジャバ
風呂釜専用の洗剤といえば、スクラビングバブルの「ジャバ」が有名だ。ジャバには一つ穴用・二つ穴用の2種類がある。一つ穴用は風呂釜を99%除菌でき、二つ穴用は強力な酸素の泡で汚れをしっかり落とす。風呂の残り湯でも使用できるので節水にも役立つだろう。過炭酸ナトリウム
過炭酸ナトリウムは、酸素系漂白剤などに使われている成分だ。消臭・除菌・漂白の作用があり、風呂釜をスッキリ掃除できる。5. 掃除後の風呂釜をキレイに保つコツ

定期的に掃除する
風呂釜をキレイに保つためには、浴槽を定期的に掃除することが効果的だ。浴槽内の皮脂汚れや細菌が風呂釜の汚れの原因となるので、入浴後は浴槽を軽く掃除する習慣をつけよう。重曹風呂に入る
重曹は皮脂汚れを落とす効果がある。そのため重曹を入浴剤代わりにすることで、風呂釜の皮脂汚れを除去できる。また重曹はカビの成分を分解するので、カビを予防することも可能だ。ちなみに重曹風呂には毛穴の汚れや肌の油分を落とす効果があり、美容目的で入る方もいる。頻度は週に1~2回を目安にしよう。6. 風呂釜掃除を業者に依頼すべきサイン

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