目次
- 1. ステンレスをレンジで使用してはいけない理由
- 2. ステンレス以外にもある!レンジOKの素材とNGの素材
- 3. 画期的!レンジで使えるステンレスが日本上陸
- 4. ステンレスをレンジで使う際はくれぐれもご注意
1. ステンレスをレンジで使用してはいけない理由

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レンジの故障や発火といったリスクがある
レンジの電磁波は食品に吸収されるが、金属には水分子がないため電磁波を吸収せず反射してしまう。ステンレスなどの金属が電磁波を反射すると、電位差が生じて金属から火花が出る。それがレンジの部品にダメージを与えると、レンジが故障する場合があるので要注意だ。さらに発火・引火によって、火災などの大事故につながるおそれもある。非常に危険なので、ステンレスを含む金属をレンジで加熱するのは絶対にやめよう。レンジはNGだがオーブンはOK
解説した通りステンレスはレンジ使用NGだが、オーブンで使うのは問題ない。オーブンは電熱線を用いて、熱によって食材を加熱する仕組みだ。そのため電磁波が反射される心配がなく、金属製の器を使ってもよい。誤ってステンレスをレンジで使用し発火してしまったら
誤ってレンジでステンレス製品を加熱してしまった場合は、どうすればよいのだろうか。万が一発火してしまったら、扉は開けずに電源を落とすといった対処方法が適切だ。発火している状態で庫内に空気が入ると、炎が大きくなる危険性がある。電源プラグを抜き、煙や炎が収まるまで待とう。ただし鎮火しない場合は水で消火するとよい。2. ステンレス以外にもある!レンジOKの素材とNGの素材

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レンジで使える素材
一般的にレンジで使える素材は、耐熱ガラス、耐熱プラスチック、磁器だ。耐熱加工されたクッキングシートもレンジで使用できる。レンジで使えない素材
アルミなどの金属をはじめ、耐熱以外のガラスやプラスチック、漆器、陶器、木製のものはレンジで使えない。とくに金属製のタンブラーやマグカップ、弁当用のアルミカップはうっかり加熱してしまいがちなので注意しよう。また熱かんやぬるかんを作るときは、金属製の徳利をレンジに入れないよう気をつけたい。3. 画期的!レンジで使えるステンレスが日本上陸

レンジで使えるステンレスCuitisan(クイッティサン)とは?
Cuitisanはドイツ生まれのステンレス製調理器具シリーズだ。2019年の発売からヨーロッパ各国で人気を誇り、2021年には日本でも販売され始めた。Cuitisanがレンジで使えるのは、通常のステンレスと異なり電磁波の影響を考慮して設計されていて、反射を低減できるためだ。電磁波で食品を直接温めるのではなく、側面のステンレス部分が温まることで内部まで熱を伝え、食品を加熱する。Cuitisan(クイッティサン)の特徴や魅力
プラスチックの保存容器は油汚れが落ちにくい、色やニオイ移りしやすいなどのデメリットがある。しかしCuitisanはステンレス製のため色やニオイ移りを抑えられ、手入れが簡単なのがメリットだ。耐久性の高さやスタイリッシュなデザインも魅力で、オシャレな調理器具を長く使いたい方に合うだろう。Cuitisan(クイッティサン)でできること
Cuitisanではレンジ、オーブン、トースターで使える。それによって焼く、温める、ゆでるといった使い方ができるのが便利だ。さらに-40度までの温度にも対応していて、冷凍も可能。余った料理や作り置きを冷凍保存したいときにも向いている。食器洗い乾燥機にも対応していて、片付けが楽なのもうれしい。4. ステンレスをレンジで使う際はくれぐれもご注意

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