目次
- 1. 電池は種類によって捨て方が変わる
- 2. 電池を捨てる際の注意点
- 3. 電池の捨て方は自治体で異なる場合もある
- 4. 電池の取り扱いに関する注意点
- 5. 電池の捨て方に迷ったら自治体に確認を
1. 電池は種類によって捨て方が変わる

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不燃ごみとして処分できる電池
乾電池やリチウム一次電池、コイン型リチウム乾電池など
乾電池やリチウム一次電池、コイン型リチウム乾電池は、不燃ごみとして捨てるケースが多い。絶縁テープを+極と−極に貼ってから不燃ごみの日に出す。専用の回収缶に処分する電池
ボタン電池
小さなボタン型のボタン電池は、不燃ごみとして処分できない。電池工業会が配布する専用の回収缶に、絶縁テープを包むように貼ってから捨てるのがルールだ。回収缶があるお店はどこでわかる?
専用の回収缶は、電気店や時計店、カメラ店などの回収協力店舗にある。回収缶がある店舗は、電池工業会の「ボタン電池回収サイト」で調べよう(※1)。リサイクルに出す電池
充電池
充電して繰り返し使える充電池は、絶縁テープを貼ったあと店舗にあるリサイクルBOXに出す。電気店や時計店、カメラ店などに設置されているので、JBRCの「協力店・協力自治体検索」などで確認してほしい。2. 電池を捨てる際の注意点

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+極と−極にテープを貼り絶縁を施す
電池の端子にほかの電池や金属が触れると、ショートして発熱や発火を引き起こす可能性がある。深刻な事故にもつながるので、+極と−極にセロテープやガムテープ、ビニールテープを貼っておこう。小さなボタン型電池は包むように貼るといい。自治体のルールを確認する
自治体によってゴミの捨て方や分別方法は違うので確認が必要だ。乾電池やリチウム一次電池、コイン型リチウム乾電池でも、不燃ごみ以外に分類されることがある。自治体の公式サイトで調べて、わからないときは電話で問い合わせよう。3. 電池の捨て方は自治体で異なる場合もある

練馬区
乾電池は回収協力店に設置している「乾電池回収ボックス」に入れよう。回収拠点が近くにない場合は、絶縁テープを貼ってから「不燃ごみ」に出す。「1回目と3回目に来る曜日」と「2回目と4回目に来る曜日」が不燃ごみの収集日だ。大阪市
月曜日から土曜日の8時30分~17時まで「環境事業センター」で乾電池の回収をしている。もしくは区役所や協力しているスーパーマーケットに設置された、回収ボックスに入れてほしい。回収場所に持っていけない場合は普通ごみに出す。横浜市
「燃やすごみ」の収集日に、透明もしくは半透明の袋に入れて出す。収集曜日は地区で違うので、横浜市の公式サイトでチェックしよう。神戸市
指定袋に入れて「燃えないごみ」として出すのが捨て方のルールだ。地区別の収集曜日は、神戸市の公式サイトで確認できる。京都市
乾電池は拠点回収に持ち込んで処分しよう。「エコまちステーション」「上京リサイクルステーション」「まち美化事務所」などが主な回収拠点だ。回収拠点の詳しい場所は、京都市の公式サイトで調べよう。名古屋市
名古屋市では乾電池を「不燃ごみ」として出す。各戸収集を実施しているので、不燃ごみ用指定袋に入れて道路際に置いておこう。地区別の収集日は名古屋市の公式サイトでチェックしてほしい。福岡市
指定の袋に入れて「燃えないごみ」として処分するのが捨て方のルールだ。収集日は地区で違うので、福岡市の公式サイトで確認してほしい。資源物回収ボックスでの回収も実施しているので、こちらも設置場所をチェックしておこう。札幌市
「びん・缶・ペットボトルの日」に、透明または半透明の袋に入れて出す。地区別の収集日は札幌市の公式サイトで確認できる。4. 電池の取り扱いに関する注意点

乳幼児のそばに置かない
電池を放置すると、小さなお子さんが飲み込む可能性がある。乳幼児の手が届かない場所に、保管しておくことが重要だ。もし飲み込んでしまったときはすぐ医師に相談しよう。乾電池やリチウム一次電池などは充電しない
充電池以外の電池は充電ができない。乾電池やリチウム一次電池を充電すると、発熱や液漏れ、発火につながるので注意が必要だ。火中に投下しない
電池を火中に投下した場合、発火や破裂が発生するためとても危険だ。なお、加熱だけでも液漏れや破裂、発火の原因になるので、どちらも絶対に避けてほしい。リチウムイオン電池の危険性についても知っておこう
リチウムイオン電池は、主に携帯電話やPCバッテリーに使われている電池だ。大量の電力を蓄えられるのが魅力だが、変形や破損によって発熱や発火する危険性が高い。不要になったリチウムイオン電池は放置せず、正しい捨て方ですぐ処分することが重要だ(※2)。5. 電池の捨て方に迷ったら自治体に確認を

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