目次
- 1. ユニットバスの換気扇を掃除したほうがよい理由
- 2. ユニットバスの換気扇掃除に必要な道具と洗剤
- 3. ユニットバスの換気扇の掃除方法
- 4. ユニットバスの換気扇の掃除頻度は?
- 5. ユニットバス全体の掃除はプロに頼む手もある
1. ユニットバスの換気扇を掃除したほうがよい理由

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溜まる汚れ
ユニットバスの換気扇は、キッチンの換気扇と違って油汚れはほとんどない。その代わり、ユニットバス内のホコリを一緒に吸い込むため、ホコリが溜まりやすくなる。ホコリの中には雑菌も多く含まれており、床などに落ちてくる可能性もある。放置するリスク
ユニットバスの換気扇の役割は、換気をよくすることでユニットバス内を乾燥させることだ。汚れが溜まると空気の入れ替えがうまくいかなくなって、カビが発生しやすくなる。また、ユニットバス内のカビをキレイに掃除したとしても、換気扇内部にカビの胞子などが付着していれば、ふたたびユニットバス内にカビが発生してしまう。2. ユニットバスの換気扇掃除に必要な道具と洗剤

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用意するもの
- ゴム手袋
- マスク
- 歯ブラシ
- スポンジ
- 布
- 浴室用中性洗剤
- 掃除機
- 脚立
3. ユニットバスの換気扇の掃除方法

まずは電源を切る(ブレーカーを落とす)
換気扇の掃除を始める前に、換気扇の電源を切っておく。ブレーカーを落としておけばさらに安心だ。換気扇の電源を入れっぱなしで掃除をすると、何かの拍子に動いてしまい指などをケガしてしまう恐れがある。また、換気扇は電化製品であるため、感電といった危険性もある。面倒くさがらず、必ず電源を切ってから作業を始めよう。化粧パネルやカバーを外す
まず、化粧パネルカバーを外して、中の換気扇を取り出す必要がある。換気扇には「プロペラタイプ」と「シロッコファンタイプ」があり、それぞれ化粧パネルカバーの外し方が違う。プロペラタイプは、プロペラ周辺を覆っているパネルを外す。プロペラの中心部分を押すか、回すかしてプロペラを本体から取り外す。シロッコファンタイプの場合は、化粧パネルを両手で下に引っ張る。ネジで留めてある場合には、ネジを外してから引っ張ろう。また、化粧パネルの内部にV字針金が付いている場合がある。その場合はI字にするような感覚で針金をつぶして引っ張れば外れる。機種によっては、化粧パネルが外れないタイプもある。必ず取扱説明書を確認しよう。換気扇を掃除する
ユニットバスの換気扇パネルが外れたら、換気扇の内部を掃除していこう。まずは、換気扇内部に溜まったホコリを歯ブラシや掃除機で取り除く。ホコリが取れたら、今度は中性洗剤をしみ込ませた雑巾で内部を拭いていく。プロペラタイプの換気扇の場合は、ファンを取り外したら中性洗剤を入れたお湯につけ置きしておく。一緒に換気扇カバーもつけ置きしておこう。汚れが浮いてきたところで、歯ブラシやスポンジで擦って汚れを落とす。シロッコファンタイプの換気扇の場合は、真ん中にある「ベルマウス」という部品を取り外す。もしわからなければ、取扱説明書で確認しよう。ホコリを歯ブラシなどでかき出す。汚れがひどい場合には、やはり中性洗剤を入れたお湯につけ置きしてから汚れを落とす。各パーツが完全に乾いてから元へ戻す
取り外したカバーや部品などが完全に乾いてから、元に戻す。生乾きのまま戻してしまうとカビの発生につながり、掃除をした意味がなくなってしまうので注意しよう。その後、ブレーカーを元に戻し試運転をする。もし動かなかったり異音がしたりしたら故障の可能性があるので、すぐにスイッチを切ってメーカーに連絡しよう。4. ユニットバスの換気扇の掃除頻度は?

パネルなどの表面や本体内部の掃除頻度の目安
ユニットバスの換気扇掃除の頻度として、化粧パネルの表面は週に1回程度を目安にしよう。換気扇パネルの表面の汚れをこまめに拭くだけでも、換気扇内部の汚れは溜まりにくくなる。換気扇の内部の掃除は、3ヶ月に1度くらいのペースで掃除をしよう。使用頻度や環境によっても掃除回数は違ってくるが、3ヶ月に1度分解掃除をしておけば、安心だ。5. ユニットバス全体の掃除はプロに頼む手もある

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