目次
- 1. エアコンはカビだらけ?
- 2. エアコンのカビ汚れを取る方法
- 3. 掃除してもエアコンがまだカビ臭い理由
- 4. エアコン掃除後のカビ防止のコツ
1. エアコンはカビだらけ?

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エアコンにカビが生える原因
エアコンにカビが生える原因は主に3つある。1つ目は、カビの繁殖に適した温度が維持されやすい環境であるためだ。2つ目は、暑い季節では特にエアコン内部で結露が発生しやすく、カビが好む80%以上の湿度になりやすいためである。3つ目は、エアコンは室内の空気を吸い込むため、空気中の汚れを取り込みやすく、カビが繁殖するために必要な栄養分が存在することだ。カビの発生で病気になる可能性がある
エアコンの中でカビが発生すると、エアコンを使用する度にカビの胞子が室内に拡散されてしまう。その胞子を体内に吸い込んでしまうと、呼吸器系疾患をはじめ、アレルギー性鼻炎などの病気になる可能性がある。エアコンでカビが発生しやすい場所
エアコンは外部よりも内部でカビが発生しやすい。特に内部では、発生した結露を受ける役割を担うドレンパン、空気を送り出すファン、熱交換器のフィンの3か所がカビを発生させやすい場所といわれている。2. エアコンのカビ汚れを取る方法

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フィルターのカビ取り方法
まず、エアコンからフィルターを、汚れが床に落ちないようにそっと取り外す。ほこりなどが目立つ場合には、掃除機を使用して取り除いてから、中性洗剤とスポンジを用いて洗う。フィルターを乾燥させた後にアルコール除菌をするとカビの発生防止にもつながる。送風ファンのカビ取り方法
送風ファンを取り外すことのできるタイプのエアコンでは、取り外して掃除するのが一番簡単である。送風ファンを取り外せないタイプの場合は、カバー、フィン、フィルターを取り外し、送風ファンが見える状態にし、電子部分や壁が汚れないように養生して準備する。スプレーすると泡になるタイプの中性洗剤を送風ファン全体に吹きかけて、10分ほど放置する。その後、水圧の高い霧吹きで中性洗剤の成分を十分に洗い流し、養生に使用したものを取り除く。カビの発生を防止するためにも、内部を十分に乾燥させた後に、カバー、フィン、フィルターを元に戻して掃除を完了する。ただ、エアコン内部は複雑な構造のため素人が掃除するのは難しい。詳しくは後述するが無理せず業者に依頼するのがおすすめだ。3. 掃除してもエアコンがまだカビ臭い理由

エアコン内部は自分で掃除しない
エアコンの内部は、素人で掃除するには複雑な構造であることに加えて、専用の道具や技術も必要になる。エアコンのファンや熱交換器など、内部にある目が届きにくい場所は特に掃除が難しいため、カビが発生しやすい。エアコン内部の掃除は、プロに依頼する方がカビや汚れを残すことなく、十分に取り除くことができることを覚えておいていただきたい。エアコン洗浄スプレーはおすすめできない
素人でも手軽にエアコンを掃除できるアイテムとして洗浄スプレーがある。しかし、これを使用してもエアコンの内部までは掃除することが難しく、カビや汚れを取り残してしまうため使用はおすすめできない。エアコン内部のカビ掃除は業者に任せよう
エアコンは、自動掃除機能が搭載されたタイプであっても、内部に発生したカビまでは充分に取り除くことができない。また、素人がエアコンを分解することは非常に難しいため、掃除も不十分なままとなってしまう。そのため、エアコン内部のカビ掃除は、専門の業者に依頼する方が効率的かつ効果的である。4. エアコン掃除後のカビ防止のコツ

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