目次
- 1. キッチンのシンクの素材と特徴
- 2. キッチンのシンクのタイプ
- 3. キッチンのシンク選びのポイント
- 4. キッチンのシンクを交換するタイミングは?自分でできる?
- 5. キッチンのシンクの掃除方法
- 6. キッチンのシンクは使いやすさを重視しよう
1. キッチンのシンクの素材と特徴

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ステンレス
ステンレスのシンクは熱やサビに強い。汚れにくくにおいがつきにくいので、お手入れも簡単だ。「エンボス」や「ヘアライン」で質感を変えることも可能。一方で水垢が目立ちやすい、デザインが無機質といったデメリットがある。大理石(人工・人造)
大理石は、デザインやカラーのバリエーションが豊富なのがメリットだ。しかし、ヒビが入ったり熱で変色したりする可能性があるので注意しよう。また、人工大理石とは天然石を使わず作られた人工素材のことで、さらに2種類に分かれている。アクリル系は衝撃に強い、ポリエステル系は安価に購入できるのが特徴だ。一方で人造大理石は砕いた天然石を使っているため、風合いや質感が感じられる。ホーロー
キレイな色合いと滑らかな質感が特徴のシンクだ。耐久性と耐熱性に優れており、におい移りがしにくい。ただし、重いものを落とすと割れることがある、経年でサビが発生しやすくなるといったデメリットがある。2. キッチンのシンクのタイプ

オーバーシンク
オーバーシンクは天板(ワークトップ)の上からシンクを入れる。シンクのフチが天板より高く、隙間に水が入りにくいのが特徴だ。同じサイズであればシンクだけを交換できる。アンダーシンク
シンクを下から入れるタイプの取り付け方法だ。現在の主流であり、継ぎ目がなく清掃性が高いといった特徴がある。見た目はスッキリとするが、シンクだけ交換することはできない。3. キッチンのシンク選びのポイント

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耐久性
洗剤や熱湯を使用するシンクは耐久性が重要だ。耐久性で選ぶならステンレスやアクリル系の人工大理石がいい。とくにステンレスシンクは耐久性に加えて、耐熱性や耐摩耗性にも優れている。サイズ
一般的なシンクのサイズは「間口650~950mm」「奥行き420~450mm」「深さ185~200mm」だ。一人暮らしなら間口が500mm、ファミリーなら700mmくらいが目安になる。深さは作業しやすく前かがみにならないのが理想だ。大きな鍋が並べられるジャンボシンク(間口900mmほど)や、サブシンクとして利用するパーティーシンク(間口400mmほど)などもある。シンクだけ交換する場合は、正確に採寸して同じサイズを選んでほしい。汚れにくさと掃除のしやすさ
汚れにくく掃除がしやすいシンクなら、お手入れの手間が軽減できる。形状や表面加工など、メーカーごとの工夫をチェックしよう。ショールームに行って、実際に清掃性をチェックするのがおすすめだ。デザイン性と機能性もチェック
デザイン性や質感にこだわりたいなら、大理石やホーローのシンクがいいだろう。色が選べるカラーステンレスもあるので、ぜひチェックしてほしい。天板との相性を考えるのが選び方のポイントだ。水切りや調理プレートが置ける「段付きシンク」は機能性が高い。洗剤やスポンジが収納できる「収納ラック」が付いたタイプもあるので、欲しい機能をあらかじめ決めてから選ぼう。4. キッチンのシンクを交換するタイミングは?自分でできる?

キッチンのシンクの寿命は?
使い方や日頃の手入れで異なるが、15年~20年が寿命の目安。手入れを怠っていれば寿命は短くなる。不具合が発生したり排水口の臭いが取れなかったりすれば、寿命と考えていいだろう。シンクのみの交換は可能?
「システムキッチン」の「オーバーシンク」なら、シンクだけを交換できる。一方で古いキッチンに多い「セクショナルキッチン」は、カウンターと一体化しているため単体での交換は不可能だ。システムキッチンのアンダーシンクの場合も、シンクだけを取り外せないので交換不可である。また、システムキッチンでオーバーシンクであっても、既製サイズ以外だとサイズが合わないため交換ができない。既製品が使用できなければオーダーメイドが必要だ。キッチンごと取り替える場合と料金を比較して、どちらがお得か考えよう。交換は自分でできる?
シンクだけを交換できるシステムキッチンは、業者しか組み立てができない決まりがある。セクショナルキッチンであれば交換できるが、専門的な工具や知識が必要だ。初心者なら業者に頼んだほうがいい。5. キッチンのシンクの掃除方法

シンクに溜まる汚れの特徴
キッチンのシンクには、油汚れや水垢、石鹸カスが付着しやすい。油汚れはベタベタとしており、放置すると酸化して落とすのが難しくなる。水垢や石鹸カスは白っぽい汚れで、放置するとこびりついて蓄積してしまう。また、金属製のシンクは、サビが発生することがあるので注意が必要だ。日々の簡単な掃除方法
台所用の中性洗剤とスポンジを使って掃除する。洗剤をつけたスポンジで汚れを擦って落とそう。最後に乾燥したふきんで水気を拭き取れば終わりだ。ちなみに、使用後に乾拭きする習慣をつけると水垢対策になる。入念な掃除方法
酸素系漂白剤(2Lに8gが目安)をぬるま湯(40~50度)に入れて溶かす。ゴム手袋をつけたあと、ふきんに含ませてシンクを拭こう。あとはキレイに水に浸したふきんで酸素系漂白剤を拭き取り、最後に乾拭きで仕上げをする。ただし、シンクの素材によって適した掃除方法は違うので、事前に説明書で確認しておくことが大事だ。6. キッチンのシンクは使いやすさを重視しよう

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