目次
- 1. フローリングの掃除は水拭きがおすすめ
- 2. フローリングを水拭きするときのポイント
- 3. フローリングを水拭きする方法
- 4. フローリングを水拭きする頻度は?毎日はNG?
- 5. フローリングの水拭きは素材の見極めが重要
1. フローリングの掃除は水拭きがおすすめ

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無垢フローリングの水拭きがダメといわれる理由は?
ご自宅のフローリングの種類をご存じだろうか。フローリングの種類には大きく分けて「合板」と「無垢」の2種類がある。合板のフローリングは、べニアなどをベースにして化粧用の木材を貼り付けた構造。無垢のフローリングは継ぎ足し素材を使わず、100%天然木だけを使用したものだ。合板のフローリングには「ウレタン塗装」が使用され、塗膜によって水をはじく働きがある。一方、無垢のフローリングには「オイル塗装」が使用され、水分が浸み込みやすくなっている。そのため、無垢のフローリングは水拭きすると木材が水分を吸収して、変形や変色などを起こしてしまう。水拭きはNGなのだ。ポイントを押さえて手際よく水拭きすることが大切
無垢のフローリングは水拭きには適していないが、合板フローリングではポイントを押さえておけば水拭きも可能だ。水拭きのメリットは、掃除機やフローリングモップでの乾拭きでは取り切れない汚れもスッキリと取れることだ。ただし、毎日水拭きするといくら合板のフローリングでも負担がかかってしまうので、1週間に1度、あるいは汚れが気になるときに水拭きしよう。2. フローリングを水拭きするときのポイント

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時間をかけずに手際よく済ませる
フローリングを水拭きするときには、水分ができるだけフローリングに浸み込まないように手早くすることだ。そのためには、あらかじめ家具などの障害物は移動させておこう。また窓を開け、風通しをよくしておくことも大切だ。雑巾は固く絞る
フローリングの水拭きで最も大切なのは、水分をフローリングに残さないということだ。フローリングを水拭きするときの雑巾は、できるだけ固く絞ろう。雑巾は絞りやすいように薄手のものを使うといいだろう。水拭きと乾拭きを交互に繰り返す
フローリングに水分を残さないという理由から、水拭きと乾拭きは交互に繰り返す。片手にぬれた雑巾、片手に乾拭き用の布を持ち、交互に拭き掃除をする。重曹やセスキ炭酸ソーダなどは使用しない
掃除のときに重曹やセスキ炭酸ソーダなどナチュラルクリーニングを心がけている方も多いだろう。しかし、フローリングの掃除では、こうしたアルカリ性洗剤の使用は避けた方がいい。アルカリ性洗剤は、フローリングを守るワックス剤まではがしてしまう恐れがあるからだ。3. フローリングを水拭きする方法

フロアワイパーと掃除機をかける
フローリングの掃除というと、まず掃除機をかけたくなるが、それよりも先にフロアモップで乾拭きしよう。掃除機は排気によって床のホコリを舞い上げてしまい、数時間たってその舞い上がったホコリが落ちてくるからだ。フロアモップで乾拭きしたあとに、隙間や巾木などのホコリを掃除機で吸い取ろう。奥から入り口へ向かって「コの字」に拭き上げる
水拭きするコツとしては「奥から手前に」が基本となる。水拭きと乾拭きを交互に行いながら、部屋の奥から入り口に向かって拭くことで、キレイにしたところを踏まないように拭き進めることができる。また、拭き残しがないように、コの字を描くように拭いていく。油汚れが付いたキッチンのフローリングの水拭き方法は?
キッチンがフローリングの場合、汚れの多くは水拭きでは落ちきらない油汚れだ。その場合は、中性洗剤の力を借りよう。中性洗剤はバケツ1杯に対してほんの1~2滴入れるだけ。あまり入れすぎると、フローリングを傷めてしまう可能性があるので注意しよう。雑巾を浸して固く絞り、拭く。洗剤が残らないように水拭きし、さらに乾拭きして完了だ。4. フローリングを水拭きする頻度は?毎日はNG?

週1~月1程度が目安
もともとフローリングは水を嫌うので、あまり頻繁に水拭きをするとフローリングにダメージを与えてしまう。また、ワックスがはがれてしまう可能性もある。水拭きは汚れ具合にもよるが、週に1回、それほど汚れていなければ月に1回程度にとどめておくと安心だ。忙しい方はロボット掃除機にお願いする手もある
フローリングの水拭きは、時間もかかるし体力もいる。忙しい方や体力的に自信がないという方は、ロボット掃除機を活用してはいかがだろう。最近では価格もどんどんお手軽になってきており、水拭きする機能をもった製品もたくさんある。5. フローリングの水拭きは素材の見極めが重要

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