目次
- 1. ニットの「洗濯表示」を確認しよう
- 2. ニットの洗濯に必要なもの
- 3. ニットを洗濯する前に
- 4. ニットを手洗いする方法
- 5. ニットを洗濯機で洗う方法
- 6. ニットの干し方やアイロンがけのコツ
- 7. 洗濯できないニットはクリーニングに出そう
1. ニットの「洗濯表示」を確認しよう

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洗濯できるニットかどうかの見分け方
洗濯表示にある桶のマーク(洗濯処理記号)で、洗濯が可能か見分けてほしい。何もついていなければ洗濯機で、手がついていれば手洗いでの洗濯が可能だ。ただし、手洗いマークがついていても、優しく洗えるコースに設定すれば洗濯機で洗える。一方で桶のマークにバツ印がついている場合、自宅では洗濯できない。傷んだり縮んだりしないようにクリーニングにだそう。なお、洗濯表示は新旧で違うので、平成28年12月1日以前のニットなら旧洗濯表示をチェックしてほしい(※1)(※2)。2. ニットの洗濯に必要なもの

手洗いする場合
一般的な洗濯洗剤だとニットが傷む可能性があるので、洗浄力が穏やかなオシャレ着用中性洗剤を使おう。あとはニットが入るサイズの、洗濯桶や洗濯ボウルを用意してほしい。洗濯機を使う場合
洗濯機で洗う場合でも、オシャレ着用中性洗剤を用意する。ほかには洗濯するニットと同じ数の洗濯ネットが必要だ。たたんだニットより少しだけ大きなサイズの洗濯ネットを選ぼう。平干しネットがあると便利
ニットの洗濯するときは、平らな状態で干せる平干しネットがあると便利だ。型崩れしたり伸びたりする心配がなく、ネットになっているので乾燥が早い。なくても平干しはできるが、よくニットを洗濯するなら用意しておくのがおすすめだ。3. ニットを洗濯する前に

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色落ちをチェックする
ニットは色落ちしやすい衣類だ。白い布やティッシュ、綿棒などに使用する洗剤と水をつけて、目立たない部分に当よう。1分ほど待って色が移るようなら注意。個別に洗ったり同系色の衣服だけで洗濯したりと、色移りの対策が必要だ。濃く色移りする場合は、クリーニングの利用を検討してほしい。目立つシミや汚れは予洗いをしておく
ニット全体を確認して、目立つシミや汚れがあれば予洗いする。オシャレ着用の中性洗剤を塗布したら、軽くたたいてなじませよう。あらかじめ予洗いしておくことで、頑固な汚れが落ちやすくなる。4. ニットを手洗いする方法

用意するもの
- オシャレ着用中性洗剤
- 洗濯桶もしくは洗濯ボウル
- 柔軟剤(使用する場合)
洗い方
- 30度のぬるま湯とオシャレ着用洗剤を洗濯桶に入れて混ぜる
- たたんだニットを浸したら上から優しく押し洗いする
- 2回ほどキレイな水に入れ替えてすすぐ
- 洗濯機に入れたら30秒~1分くらい脱水する
5. ニットを洗濯機で洗う方法

用意するもの
- オシャレ着用中性洗剤
- 洗濯ネット
- 柔軟剤(使用する場合)
洗い方
- 汚れた部分が表になるようにニットをたたむ
- 洗濯ネットに入れる
- 優しく洗えるコースを選択する
- オシャレ着用洗剤を入れてスタートする
- 洗濯が終わったら取り出してすぐに干す
6. ニットの干し方やアイロンがけのコツ

風通しのよい日陰で「平干し」がおすすめ
形を整えてから風通しのよい日陰で平干しにしよう。たたんでから両手で軽くたたき、優しく伸ばしながら編み目を整える。そのあとは平干しネットを使うか、お風呂のフタ上など平らな場所で干す。水の重さで伸びたり肩の部分に跡が残ったりするので、ハンガーにかけて干すのは避けてほしい。ニットのシワをアイロンで伸ばすコツ
まずは洗濯表示のアイロンマーク(アイロン仕上げ処理記号)で、適した設定温度を確認する。ニットは熱に弱いため、直接アイロンを当てるのはNGだ。厚手のニットは、浮かした状態でスチームをかけるとふんわりと仕上がる。薄手のニットなら、あて布をしてから押し付けないよう軽くアイロンがけしよう。7. 洗濯できないニットはクリーニングに出そう

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