目次
- 1. 浴槽掃除の前に汚れの種類をチェック
- 2. 浴槽の掃除方法
- 3. 浴槽の頑固な汚れは重曹で掃除する
- 4. 浴槽に汚れを溜めずに掃除をラクにするコツ
1. 浴槽掃除の前に汚れの種類をチェック

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酸性の汚れの原因
浴槽の酸性汚れの代表的なものは私たちの体から出る「皮脂」。体を洗えば、当然皮脂汚れが落ち、湯船に入っているだけでも角質が取れて浴槽に付着する。皮脂汚れを完全になくすことはできないが、なるべく浴槽にこびりつかないようにこまめな掃除が必要になる。
アルカリ性の汚れの原因
アルカリ性の汚れのおもな原因は「水垢」と「石けんカス」だ。水道水には微量のミネラル成分が含まれており、水分が蒸発するとミネラルだけが取り残される。空気中の酸素・二酸化炭素と結びつくことで化学変化を起こし、その繰り返しが頑固な水垢にしてしまうのだ。石けんカスは、水道水に含まれるミネラルと石けんや皮脂が反応して生まれる。泡立てることで石けんカスは出にくくなるため、泡タイプのボディソープなどを使うといい。
2. 浴槽の掃除方法

酸性の汚れに対する浴槽の掃除方法
皮脂などの酸性の汚れに対しては、アルカリ性の洗剤を使う。「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」「酸素系漂白剤」などがある。Advertisements
アルカリ性の汚れに対する浴槽掃除方法
水垢などのアルカリ性の汚れに対しては、酸性の洗剤を使う。「酢」「レモン」「クエン酸」などを使ってもいいだろう。酢のニオイがキツイと感じる方も多いかもしれないが、その場合には、ニオイがほとんどない「クエン酸」がおすすめだ。クエン酸は水にも溶けやすいという性質をもっている。水と混ぜてクエン酸スプレーを作れば、浴槽の掃除をするときに便利だ。クエン酸もホームセンターなどで安価に購入することができる。
3. 浴槽の頑固な汚れは重曹で掃除する

重曹で浸け置き洗い
ゴシゴシ擦らずに、そのまま一晩、浸け置き洗いで掃除ができるのでラクだ。重曹は水に溶けにくい性質なので、できるだけ残り湯が温かいうちに重曹を投入しよう。入れる重曹の量の目安はカップ1杯(200ml)程度だ。よく混ぜて重曹をしっかり溶かすことがポイントだ。桶や椅子、子どものおもちゃなどを一緒に浴槽に入れることで同時に汚れを落とすこともできる。一晩漬け置きをしたら浴槽の水を抜いて、シャワーですすげば完了だ。
頑固な汚れには重曹ペーストで
重曹で浸け置き洗いをしても落ちない頑固な浴槽汚れを落とすには、重曹ペーストを利用しよう。重曹のもつ研磨作用によって掃除ができる。重曹ペーストの作り方は簡単だ。重曹3に対して水1を混ぜてペースト状にするだけだ。ペーストをスポンジに取り、頑固な汚れに擦りつける。浴槽のフチなど細かい部分は使い古した歯ブラシを使うと掃除しやすい。
4. 浴槽に汚れを溜めずに掃除をラクにするコツ

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