目次
- 1. 落し蓋の代用になる身近なアイテム3選と使い方
- 2. 落し蓋の代用になる意外なもの2選と使い方
- 3. そもそも落し蓋の役割とは?
- 4. 落し蓋の代用品はさまざま!何もなければナシでもいい?
1. 落し蓋の代用になる身近なアイテム3選と使い方

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アルミホイル
アルミホイルを落し蓋の代用にするときには、鍋の大きさに折り込むか、切って合わせる。菜箸で中央に穴を開ければ完成だ。アルミホイルを落し蓋の代用にするメリットは、鍋の大きさに合わせてちょうどいいサイズに作れることだ。アルミホイルにシワを作ることで、アク取り効果もある。熱伝導率がよく早く材料に味が浸み込む。アルミホイルを落し蓋の代用するデメリットは、軽いため沸騰すると浮いてきてしまうことだ。酸や塩分濃度が高い場合、長時間アルミホイルで落し蓋をしていると溶けやすくなる。キッチンペーパー
キッチンペーパーを落し蓋の代用にするときには、キッチンペーパーを四つ折りにして鍋の大きさに合わせて端の部分を切り落とす。次に反対側の角を切り落として中央に穴が開くようにすれば完成だ。キッチンペーパーを落し蓋の代用にするメリットは、鍋の大きさに合わせやすいことだ。アクや余分な油も吸い取ってくれる。キッチンペーパーは水分を含むと煮汁に張り付くので沸騰しても浮き上がりにくく、味が染みやすい。デメリットは、種類によっては煮込んでいるうちに溶けてしまう場合があることだ。できるだけ厚手のキッチンペーパーを落し蓋の代用にしよう。クッキングシート
クッキングシートを落し蓋の代用にするときには、クッキングシートを四つ折りにする。さらに2回端を合わせて折り曲げて細い扇形にする。鍋の半径の長さに合わせて切って3カ所切り込みを入れておく。とがっている方の先端を切り落として広げれば完成だ。クッキングシートを落し蓋の代用にするメリットは、鍋の大きさに合わせやすく、アクや油も吸収できることだ。キッチンペーパーのように長時間煮込んでも、破れたり溶けたりしない点である。デメリットは、煮汁を吸収しないため材料に密着しにくく、空気穴を作らないと落し蓋本来の機能が果たせないことだ。2. 落し蓋の代用になる意外なもの2選と使い方

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軽い皿
鍋よりもやや小さく、軽くて平らに近い皿なら落し蓋の代用として使える。皿を落し蓋の代用として使うときには、必ず耐熱皿を使用する。煮物の炊き上がり直後だと、皿が熱いので注意しよう。キャベツ
キャベツが冷蔵庫にあるなら、キャベツの葉を落し蓋の代用にする方法もある。キャベツの葉を2~3枚煮物の具材の上に乗せるだけだ。煮物と一緒にキャベツを食べられる。3. そもそも落し蓋の役割とは?

味が均等に染み込みやすくなる
煮物をしっかり味をつけるためには、濃い味が必要だと考えるかもしれない。しかし、同時に素材本来の味は外に流れ出てしまうため、味がぼやけてしまう。これを防ぐためには、煮汁を少なくして均等に煮込むことが大切なポイントだ。落し蓋をすることで、沸騰した煮汁が対流となって全体に行き渡る。味が全体に浸み込みやすくなる。煮崩れを防ぐ
落し蓋をすることで、食材を上下にひっくり返さなくても味が均一に浸み込む。ひっくり返すたびに食材は荷崩れを起こす。とくに煮魚の場合は、煮崩れしやすいので落し蓋は必須だ。煮汁の蒸発を防ぐ
煮込み料理には、水分の蒸発も当然ある。水分が蒸発すると味が濃くなったり、焦げ付いたりする。それを防ぐのが落し蓋の効果だ。調理時間を短縮できる
落し蓋をすることで、鍋の蓋と具材との隙間を小さくする。食材への熱伝を高めるため、旨味が溶け出してしまうのを最小限にして、短時間で煮物料理ができる。4. 落し蓋の代用品はさまざま!何もなければナシでもいい?

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