目次
- 1. 換気扇のフィルターに溜まる汚れ
- 2. 換気扇のフィルターの掃除頻度は?
- 3. 換気扇のフィルターの外し方
- 4. 換気扇のフィルター掃除に使用する洗剤
- 5. 換気扇のフィルターの掃除方法
- 6. 換気扇のフィルター掃除の負担を減らす方法
- 7. 換気扇のフィルターは定期的に掃除をしよう
1. 換気扇のフィルターに溜まる汚れ

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油汚れやホコリなど
キッチンにある換気扇のフィルターには、「油汚れ」や「ホコリ」が溜まりやすい。調理に使用した油が、蒸気と一緒に換気扇に吸い込まれてフィルターに付着したうえ、空気中のホコリがベタベタとした油に張り付いてしまう。油汚れやホコリは蓄積されれば、頑固な落としにくい汚れに変化する。換気扇のフィルターの汚れを放置するリスクとは?
換気扇のフィルターに汚れが蓄積すると異臭が発生する。サビが発生して換気扇が故障したり、油汚れに引火したりすることもあるので注意しよう。さらに換気効率が悪化につながり、湿気が除去できずカビが生えやすくなる可能性がある。こういった換気扇のトラブルを避けるためには、フィルターを定期的に掃除することが大事だ。2. 換気扇のフィルターの掃除頻度は?

1~3カ月に1回が目安
1~3カ月に1回を目安にフィルター掃除をすれば、汚れの蓄積を防げる。換気扇を使用する機会が多いほどフィルターは汚れやすい。毎日料理をするご家庭なら1カ月に1回、あまり料理をしない場合は2~3カ月に1回を目安にしよう。3. 換気扇のフィルターの外し方

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フィルターの外し方
キッチンの換気扇は「深型」「浅型」「整流板付」の3つに分かれる。レンジフードが浅い「浅型」は、フィルターを固定しているネジを緩めて外そう。レンジフードが深い「深型」の場合、手前にある取っ手を上にズラして外すケースが多い。「整流板付」はまず、換気扇の下部を覆っている「整流板」を外す。ストッパーがあるタイプの場合は、押し上げれば外すことが可能だ。ネジで固定されているタイプなら緩めて外そう。あとは深型と同じように取っ手を上にズラせば、フィルターを外せる。ただし、詳しい外し方は商品で異なるため、わからないなら説明書で確認しよう。4. 換気扇のフィルター掃除に使用する洗剤

重曹やセスキ炭酸ソーダなどがおすすめ
換気扇のフィルターに付着する油汚れは酸性だ。掃除の基本は中和にあり、反対の性質を持つアルカリ性の洗剤を使うことで効率よく汚れを落とせる。弱アルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダを、換気扇フィルターの掃除に活用しよう。どちらも安全性が高いので、小さなお子さんがいるご家庭でも使いやすい。5. 換気扇のフィルターの掃除方法

掃除前の準備
- 新聞紙やビニールシートなど養生に必要なもの
- ゴム手袋
- マスク
- ゴミ袋2枚(45L以上)
- 重曹(お湯4Lに対して2分の1カップ)もしくはセスキ炭酸ソーダ(お湯4Lに対して大さじ1)
- スポンジや歯ブラシ
- 布やキッチンペーパー
- 椅子や三脚(換気扇に届かない場合)
フィルターをつけおきする
まずシンクにゴミ袋を2枚重ねて入れて口を広げよう。お湯(40~50度)に重曹もしくはセスキ炭酸ソーダを混ぜたら、換気扇のフィルターを入れてつけおきする。つけおきする時間は重曹が30分~1時間、セスキ炭酸ソーダは1~2時間を目安にしてほしい。歯ブラシなどでこすり洗いをする
フィルターを取り出したらスポンジを使ってこすり洗いをする。細かい部分の掃除には、歯ブラシがおすすめだ。塗装が剥がれることがあるので、力の入れすぎには注意しよう。よくすすぎ、完全に乾いたら元へ戻す
フィルターの汚れが落ちたら、お湯や水でしっかりと洗い流す。新聞紙や布の上に置いて、布やキッチンペーパーで水気を拭こう。水気が残るとカビや異臭の原因になるので、完全に乾かしてから外したときと逆の手順で取り付ける。6. 換気扇のフィルター掃除の負担を減らす方法

外付けフィルターで汚れを軽減する
外付けフィルター(カバー)を取り付ければ、フィルターの汚れを軽減できる。使い捨てタイプなら、定期的に交換するだけで、キレイな状態を長く保てるだろう。換気扇本体の汚れ対策にもおすすめだ。ただし、浅型用や深型用、プロペラ用など外付けフィルターにはいろいろな種類がある。自宅の換気扇に対応しているか、チェックしてから購入してほしい。7. 換気扇のフィルターは定期的に掃除をしよう

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