目次
- 1. 洗濯槽クリーナーは何のために使うのか?
- 2. 洗濯槽クリーナーを使う頻度は?
- 3. 洗濯槽クリーナーの使い方
- 4. 洗濯槽クリーナーの使い方は縦型もドラム式も同じ?
- 5. 洗濯機に「槽洗浄コース」があればぜひ活用しよう
- 6. 洗濯槽クリーナーの使い方で注意すべきポイント
- 7. 洗濯槽クリーナーの使い方を覚えて洗濯機を清潔に保とう
1. 洗濯槽クリーナーは何のために使うのか?

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洗濯槽のカビや洗剤カスなどを落とすため
洗濯機は二層に分かれているため、洗濯槽の裏側に石鹸カスや皮脂が溜まりやすい。また汚れをエサに、カビや雑菌が繁殖。洗濯物に付着したり洗濯槽からニオイが発生したりする。石鹸カスなどの汚れやカビを除去するためには、洗濯槽クリーナーが必要だ。塩素系と酸素系の違いは?
塩素系の主成分は「次亜塩素酸ナトリウム」で、強い殺菌作用がある。使い方は簡単だが、嫌なニオイと強い刺激があるのが特徴だ。一方で酸素系の主成分は「過炭酸ナトリウム」であり、発泡の力で汚れを剥がして落とす。肌への刺激が少なくニオイもないが、ドラム式など一部の洗濯機には使用できないことがある。2. 洗濯槽クリーナーを使う頻度は?

2~3カ月に1回が目安
洗濯槽クリーナーは、2~3カ月に1回を目安に使用するのがおすすめだ。汚れを定期的に落とすことで、カビや雑菌の繁殖を予防できる。日にちを決めてカレンダーに記入しておけば、忘れる心配がないだろう。3. 洗濯槽クリーナーの使い方

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1.電源を入れて洗濯槽クリーナーを全量投入する
洗濯機の電源を入れたら、給水する前に洗たく槽カビキラー(塩素系)を全量入れる。2.高水位に設定し、標準コースで1サイクル回す
高水位に設定して、いつもの洗濯と同じように標準コースで1サイクル運転しよう。洗濯槽洗浄コースがある洗濯機なら、そちらを使用してほしい。3.終わったら再度すすぎと脱水をして完了
標準コースが終わったあとに洗濯槽を確認する。汚れが残っている場合は、再度すすぎと脱水をしよう。すすぎをしたあとに汚れが出てくる場合は、もう一度洗たく槽カビキラー(塩素系)を使用してキレイにする。初めて使う場合や汚れがひどい場合は「つけおき」がおすすめ
初めて洗濯槽クリーナーを使うときや、頑固な汚れには「つけおき」が有効だ。洗たく槽カビキラー(塩素系)を入れて給水したあと、3時間ほど放置する。あとは通常通り1サイクル運転しよう。「ぬるま湯」を使うとより効果的
粉タイプの酸素系など一部の洗濯槽クリーナーは、ぬるま湯を使用するとより高い効果が実感できる。ただし、洗たく槽カビキラー(塩素系)など、水とぬるま湯で効果が変わらない商品もあるので注意。あらかじめ説明を読んで、使い方を確認しておくと安心だ。4. 洗濯槽クリーナーの使い方は縦型もドラム式も同じ?

兼用のもの、ドラム式用のものなどがある
洗濯槽クリーナーには、縦型とドラム式兼用のものや、専用のものがある。酸素系の洗濯槽クリーナーは、ドラム式洗濯機に使用できない可能性があるので確認が必要だ。自宅の洗濯機に適した洗濯槽クリーナーを用意しよう。また、詳しい使い方は洗濯槽クリーナーによって異なる。さらに兼用の商品であっても、縦型とドラム式で使い方が異なるケースがあるので注意。説明書に書かれた手順を守って使用してほしい。5. 洗濯機に「槽洗浄コース」があればぜひ活用しよう

槽洗浄コースとは?
槽洗浄コースとは、洗濯槽のお手入れをするためのコースだ。洗濯槽クリーナーを使ったつけおきに適しているので、積極的に活用しよう。「3時間」や「11時間」などつけおき時間が選べるものは、汚れの状態にあわせて設定するとよいだろう。6. 洗濯槽クリーナーの使い方で注意すべきポイント

事前に必ず取扱説明書を確認する
使用する前に洗濯槽クリーナーの使い方と、洗濯機の説明書を確認してほしい。メーカーや機種によっては、洗濯槽クリーナーの種類や使い方が指定されているケースがあるのでチェックしておこう。洗濯槽の素材によっては使えないものもある
洗濯槽の素材はステンレスとプラスチックに分かれる。洗濯槽の素材を確認して、対応している洗濯槽クリーナーを選ぶことが重要だ。当然、槽洗浄中に洗濯物を入れるのはNG
衣類が傷んだり脱色したりするので、槽洗浄の最中は衣類を入れてはいけない。靴下など小さな洗濯物が残っていないか、確かめてから洗濯槽クリーナーを使おう。熱湯を使用しない
熱湯を洗濯槽に入れると、ゴムやプラスチックの部品が変形する可能性がある。故障や水漏れの原因になるので、水やぬるま湯を使おう。洗濯槽クリーナーの効果を高めたいなら、50度以下のぬるま湯を用意してほしい。塩素系と酸素系を混ぜて使わない
洗浄効果が落ちる恐れがあるので、塩素系や酸素系の洗濯槽クリーナーを混ぜてはいけない。塩素系漂白剤や酸素系漂白剤でも同様のことがいえるため、槽洗浄のときは遠ざけておこう。両方を使いたい場合は、キレイにすすいだあと混ざらないよう別々に使ってほしい。7. 洗濯槽クリーナーの使い方を覚えて洗濯機を清潔に保とう

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