目次
- 1. クローゼットとタンス、それぞれの用途の違いは?
- 2. クローゼットとタンスの上手な使い分け教えます!
- 3. クローゼットの中で使うならタンスor衣装ケース?
1. クローゼットとタンス、それぞれの用途の違いは?

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クローゼットとタンスの意味
クローゼットは、衣類をはじめシーズンオフや使用頻度の少ない生活用品などを収納するために、寝室や廊下に面する場所に間取りされた空間である。最近では、人が中に入ることのできるウォークインクローゼットを備える家庭も増えてきた。タンスは、引き出しに衣類などをたたんだり、コンパクトに丸めたりして収める家具である。本来は薬剤や帳簿入れに使用されていたが、江戸時代後期頃から庶民の衣類収納家具として広まり、現在ではチェストなどと呼ばれることもある。
クローゼットのメリットとデメリット
クローゼットは、取り付けられた棚やハンガーパイプに、衣類や鞄などを置いたり吊るしたりして収納できる。しわや型崩れを防ぎながら収納することができ、衣類をたたむ手間も省ける。また、タンスには入らない大型のものも収納可能なのがメリットといえる。デメリットとしては、広い収納スペースが必要であることと、吊るして収納することが難しいものは収納方法を工夫する必要があることだ。タンスのメリットとデメリット
タンスは、衣類などをたたんで引き出しに収納するため、小さなスペースも有効活用できる点がメリット。吊るして収納することが難しいものもまとめて収納できるのが特徴だ。デメリットとしては、衣類をたたむ手間が生じること、引き出しに収納するため、たたみじわが生じやすいことや通気性が悪いことがあげられる。2. クローゼットとタンスの上手な使い分け教えます!

ハンガーに吊るすものはクローゼットを使用
洗濯するときにハンガーに吊るして干すものは、そのままクローゼットに収納すると手間なくキレイに収納できる。クローゼットのスペースが限られている場合は、適宜衣替えをしてシーズンオフのものを除いておくと収納場所を確保できるだろう。小物はタンスを使用
下着や靴下、ショートパンツなどの小物はたたんでタンスにそれぞれまとめて入れると、無駄なくスペースを使え、効率のよい収納ができる。タンスの種類、高さ、容量に応じて、あらかじめ収納するものや場所を決めておくと使い勝手もよくなる。3. クローゼットの中で使うならタンスor衣装ケース?

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タンス
すでに部屋に設置されているタンスをクローゼットの中に移動できる場合は、部屋のスペースを有効活用することに役立つだろう。新たにクローゼット内専用のタンスを購入する場合は、奥行きや高さ、収納容量をよく確認してから選ぶことが大切だ。タンスは、衣装ケースよりもしっかりとした構造であるため、天板にも重みのあるものを安定して置けるのが特徴だ。また、着物などの和装を収納する方には、着物の傷みを防ぐためにも、調湿効果や防虫効果をもつ桐素材のタンスをおすすめしたい。
さらに、キャスター付きのものを選ぶと、クローゼット内の配置換えのときや部屋にタンスを設置したいときに、簡単に移動できる。