目次
- 1. 水垢とは
- 2. 水垢の落とし方|物理的に削る方法
- 3. 水垢の落とし方|中和して落とす方法
- 4. キッチンやお風呂にできた水垢の落とし方
- 5. 水垢を防ぐコツはこまめな拭き掃除
- 6. 水垢が頑固にこびりつく前に落としておこう
1. 水垢とは

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水垢とはどんな汚れ?
水垢とは、キッチンのシンクやお風呂にできる白いうろこ状の汚れのことで、「うろこ汚れ」や「カルキ」などと呼ばれることもある。水垢が石鹸カスや皮脂汚れと混ざるとさらに落ちにくくなるので、汚れを放置しないよう注意しよう。水垢ができる原因
水垢は、水道水に含まれるカルシウム・マグネシウムなどのミネラルが原因で付着する。シンクやお風呂を使ったあとに水分が残り、水が蒸発してもミネラルが残留することで、それらが乾燥して水垢となるのだ。こうして水の付着と蒸発が繰り返されていくうちに、水垢が蓄積して頑固な汚れとなっていく。2. 水垢の落とし方|物理的に削る方法

メラミンスポンジやダイヤモンドパッド、クレンザーなどを使う方法がある
水垢を削る落とし方では、メラミンスポンジ・ダイヤモンドパッド・クレンザーなどを使う。水垢よりも硬い成分でこすることで、こびりついた水垢を物理的に落とせる。これらのアイテムで水垢の上から研磨し、汚れを削り落とそう。重曹で落とすこともできる?
重曹にも研磨作用がある。付着してからまだ日がたっていない水垢なら、重曹を使って落とすことも可能だ。スポンジに重曹をつけ、水垢の上をこすってみよう。水垢を物理的に削る場合はリスクも把握しておこう
水垢をゴシゴシとこすって削る落とし方にはリスクもある。研磨剤でこすり落とすことで、シンクやお風呂の表面を傷つけるおそれがあるのだ。心配な方は、もうひとつの落とし方である「中和して落とす方法」を試してほしい。3. 水垢の落とし方|中和して落とす方法

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クエン酸を使った落とし方
200ml程度の水に粉末のクエン酸を小さじ1杯溶かしてクエン酸水を作り、スプレーボトルに入れる。水垢の上にクエン酸水を吹きかけ、10分ほど放置しよう。水垢がひどい場合は水垢をキッチンペーパーで覆い、その上からスプレーしてクエン酸水を密着させ、1時間ほど放置するのがおすすめだ。その後水で洗い流し、スポンジでこすって落とす。クエン酸がなければ酢やレモンなどで代用できる
ご家庭にクエン酸がない場合は、同じく酸性の性質をもつ酢やレモンでも代用できる。落とし方はクエン酸を使った方法と同じで、酢やレモン汁をキッチンペーパーに染み込ませ、水垢を覆って汚れをゆるませればOKだ。市販の洗剤を使うのもおすすめ
クエン酸や酢などでは水垢が落ちない場合は、水垢に効く市販の洗剤を使ってみるとよいだろう。水垢に効果的なのは酸性の洗剤や、研磨成分の入った洗剤だ。これらの洗剤を水垢に吹きかけて数分放置し、スポンジでこするとすっきり落ちやすくなる。4. キッチンやお風呂にできた水垢の落とし方

キッチンのシンクや蛇口
キッチンのシンクや蛇口についた水垢は、洗剤や石鹸カスと混ざりやすい。水垢の程度にもよるが、基本的には研磨剤で物理的に削る落とし方も、クエン酸などで中和させる落とし方も有効だ。クエン酸や酢を使う場合は、キッチンペーパーで水垢を覆って汚れをしっかりゆるめるとよい。蛇口のまわりはキッチンペーパーをゴムで留め、ズレないようにしよう。お風呂や洗面所などの鏡
お風呂の浴槽や床・壁などについた水垢にも、クエン酸などの酸性洗剤や研磨剤を使った落とし方が向いている。クエン酸などの酸性洗剤を使う場合は、スプレーしてしばらく放置し、スポンジでこすって洗い流せばよい。しかし、お風呂の水垢は皮脂・湯垢・石鹸カスなどと混ざりやすく、とりわけ頑固な汚れになりがちだ。クエン酸だけで落ちない場合は、皮脂や湯垢汚れに効くアルカリ性の重曹を併用するとよいだろう。また、お風呂や洗面所などの鏡についた水垢は、クエン酸でパックする落とし方が効果的だ。クエン酸水を含ませたキッチンペーパーを貼りつけ、2時間ほど放置してからこすって流そう。特にマイクロファイバーなどのクロスでこするとよい。鏡にはくもり止めなどのコーティングが施されているケースも多いため、メラミンスポンジやクレンザーで研磨するのは避けるべきだ。5. 水垢を防ぐコツはこまめな拭き掃除

6. 水垢が頑固にこびりつく前に落としておこう

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