目次
- 1. 風呂のドアには汚れがびっしり!
- 2. 汚れを一掃!風呂のドアの掃除方法
- 3. 風呂のドアのお手入れを楽にするコツ
1. 風呂のドアには汚れがびっしり!

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風呂ドアのカビ
風呂ドアのアクリル板、とくにパッキンによく発生するのが黒カビだ。カビは、湿度やエサがあれば、どこでも発生する。風呂ドアはシャワーがかかったり、石けんが飛んだりして水分と栄養分には事欠かない環境だ。さらに、風呂ドアのパッキンは普段あまり注意深く見る場所ではないため、気が付いたらカビがびっしりということになりかねない。風呂ドアの石けんカス
石けんカスは、石けんの成分である脂肪酸ナトリウムと水道水に含まれる金属製イオンが反応し、脂肪酸カルシウムや脂肪酸マグネシウムなどの成分になって、風呂ドアの内側に付着したものだ。初期段階では市販の風呂洗剤でも簡単に落とせるが、汚れが蓄積されてガンコになると、物理的にこすり取らなければならないケースもある。風呂ドアの水垢
水垢は、水道水中にあるカルシウムなどのミネラル成分と人の皮脂汚れ、石けんの脂肪酸が反応してできる。風呂では浴槽のフチや鏡、給水カランなどに多く付着するが、風呂ドアにもウロコ状の水垢が見られる。風呂ドアのホコリ
風呂ドアには「ガラリ」と呼ばれる排気口がある。目立たないがアクリル板の下や上にあって、風呂の換気の際に空気の流れをよくする役割がある。風呂の換気をするときに洗面所の目に見えないホコリを吸い込んで、いつの間にか通気口がホコリで詰まってしまうこともある。2. 汚れを一掃!風呂のドアの掃除方法

風呂ドアのパッキンに発生した黒カビの取り方
黒カビはパッキンに発生しやすい。根を張った黒カビは、風呂用洗剤やクレンザーなどではなかなか落とすことができない。ゴシゴシこすってしまうと、かえってカビの胞子を広げてしまう危険性もある。黒カビには「塩素系漂白剤」が効果がある。ゴムパッキンなどカビが生えている場所に塩素系漂白剤を吹きかける。20分ほど置いて成分をカビ全体に浸透させる必要がある。吹きかけた後キッチンペーパーなどでパックしておくと効果的だ。
風呂ドアの石けんカスの取り方
石けんカスは、風呂ドアのアクリル板やサッシ周りに付着しやすい。石けんカスは、石けんの原料である油に含まれる脂肪成分が水道水のミネラルと反応して風呂ドアに付着したものだ。油分を溶かすためには、重曹を使うといい。重曹を水に溶かしたものをスプレーして石けんカスを浮かせてからこすれば、取れにくい石けんカスも簡単に落とすことができる。
風呂ドアの水垢の取り方
水垢は、水道水のカルシウムなどが蓄積されてできた炭酸カルシウムの塊だ。炭酸カルシウムは、酸に溶けるという性質を持っているため酸性の洗剤が効果的である。Advertisements
酸性のクエン酸と塩素系漂白剤は、混ざると有毒ガスを発生するので、くれぐれも同じ場所で使わないように注意しよう。ゴムパッキンのカビを掃除するため塩素系漂白剤を使った後は、必ず水でキレイに洗い流してから、水垢掃除に移るようにしよう。
風呂ドアのホコリの取り方
通気口にホコリがたまると、換気扇を回しても換気能力が落ちてしまう。通気口のホコリは、掃除機で吸い込むこともできるが、ホコリが水分を吸ってへばりついている場合は、ホースを使う。ホースで洗面所側から勢いよく水をかけることで、水圧で溜まったホコリを一気に風呂側へと流し出す作戦だ。
3. 風呂のドアのお手入れを楽にするコツ

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こまめに汚れを拭き取る
風呂ドアの汚れは、シャワーの水滴やシャンプー泡の飛び散りなどが原因になる。このような汚れは、すぐに拭き取れば蓄積されずにカビの発生も防ぐことができる。風呂上がりに体を拭いたタオルを利用して、風呂ドアの水分を拭き取るだけでも汚れを溜め込まない環境づくりができる。