目次
- 1. 換気扇に油汚れが付く理由
- 2. 換気扇の油汚れの掃除におすすめの洗剤
- 3. 換気扇の油汚れの落とし方
- 4. 換気扇の油汚れを予防するコツ
1. 換気扇に油汚れが付く理由

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換気扇に油汚れが付着する理由
換気扇の主な汚れは、油とホコリ。油は料理のときに出る蒸気とともに、換気扇に吸い込まれる。さらに空気中のホコリも換気扇に吸い込まれ、冷えて液体に戻った油と一緒に固まってしまう。こうして油汚れとホコリが換気扇のフィルターに付着し、たまっていくのだ。嫌なにおいが充満する
換気扇のフィルターが詰まることで、本来の性能が発揮できなくなる。うまく換気ができなくなり、室内に嫌なにおいが充満する原因となってしまう。結露やカビが発生する
換気扇の効きが悪くなると、湿気の排出もうまくできなくなってしまう。室内にたまった湿気は、結露やカビが発生する原因となる。電気代が余計にかかる
換気扇の効きが悪くなることで、換気に余計なパワーが必要となる。その結果、電気代が高くなる可能性があるのだ。換気扇の故障につながる
換気扇のフィルターよりも奥深くに油汚れが付着して内部が腐食すると、故障につながる。火災の危険性がある
フィルターに付着したまま放置された油は酸化し、引火しやすい状態になっている。最悪のケースとして、火災を引き起こす可能性があり、非常に危険だ。2. 換気扇の油汚れの掃除におすすめの洗剤

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換気扇の油汚れにはアルカリ性洗剤!
洗剤にはアルカリ性、中性、酸性の3種類があり、落としたい汚れによって使い分けることが重要だ。汚れは反対の性質で中和することで、より効果を発揮する。油汚れは酸性の性質を持つため、アルカリ性洗剤を使うのがおすすめだ。重曹
ナチュラル系掃除アイテムの定番となった重曹は、弱アルカリ性の性質を持つ。換気扇の油汚れにも効果的だ。比較的リーズナブルな価格で手に入り、環境にもやさしいというメリットがある。セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダ、通称セスキも弱アルカリ性。重曹よりもアルカリ度が高いため、より頑固な油汚れにも効果的だ。ただし油汚れが落ちやすいぶん、肌荒れの可能性もある。肌が弱い方は、ゴム手袋などを着用しよう。酸素系漂白剤
酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤のような強いにおいがないのが特徴だ。弱アルカリ性のため、換気扇の油汚れ落としにも適している。さらに酸素系漂白剤は、換気扇掃除以外にも、色柄物の洗濯などにも使えるため、マルチに活躍してくれるだろう。塩素系漂白剤
除菌や漂白ができるキッチンハイターなどの塩素系漂白剤は、換気扇掃除にも使える。さらに、キッチンだけでなく浴室の換気扇掃除にも活用可能だ。ただし、塩素系漂白剤はステンレスにサビを生じさせる可能性があるほか、アルミ製品を変色させる恐れがある。使用の際は換気扇の素材を確認しておこう。3. 換気扇の油汚れの落とし方

つけ置き洗いで油汚れもスッキリ!
換気扇のフィルターなどについた油汚れには、つけ置き洗いがおすすめ。シンクやゴミ袋などの容器にお湯を張り、アルカリ性の洗剤を入れてフィルターなどをつけ置きしておく。汚れがゆるんでからスポンジや古い歯ブラシでこすると、落ちづらい油汚れも落としやすくなる。換気扇のフードはセスキスプレーで!
取り外しができない換気扇のフードには、セスキスプレーを使うとよい。セスキスプレーは、500mlの水に、セスキを小さじ1〜2入れて溶かして作る。スプレーをフードに吹き付け、クロスなどで拭き掃除をしよう。4. 換気扇の油汚れを予防するコツ

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