目次
- 1. 24時間換気システムの掃除方法
- 2. そもそも24時間換気システムとは?
- 3. 24時間換気システムの掃除の重要性と頻度
- 4. 24時間換気システムは定期的な掃除でキレイに保とう
1. 24時間換気システムの掃除方法

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吸気口と排気口
- 24時間換気システムの電源を切る
- カバーを取り外す
- フィルターを取り外す
- 吸気口、排気口のホコリを掃除機で吸い取る
- 割り箸にペーパータオルを巻きつけ、細かいホコリを取る
- フィルターを戻してカバーを取り付ける
フィルター
- 掃除機でフィルターのホコリを吸い取る
- シャワーで水洗いする
- 頑固な汚れには中性洗剤を使い、歯ブラシなどでこする
- ペーパータオルにはさんで水気を取る
- 陰干しで乾燥させる
本体
- 24時間換気システムの電源を切る
- 本体のカバーを取り外す
- ファンを取り外す
- 掃除機やブラシで、ファンに付着したホコリやゴミなどを吸い取る
- 水洗いした場合はしっかりと拭き取ってから元に戻す
2. そもそも24時間換気システムとは?

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24時間換気システムとは
24時間換気を行うことで、家の空気を清潔に保つためのシステム。換気は機械制御によって行われる。窓を開けていない状態でも、室内の汚れた空気を排出して外気を取り入れるシステムだ。建築技術の向上に伴い、マンションのような高気密断熱住宅が増えている近年。問題になったのが、建材に含まれるホルムアルデヒドなどの化学物質を原因とする、シックハウス症候群やアレルギー被害だ。そこで建築に関する法改正が行われ、2003年以降に建てられている住宅には24時間換気システムの設置が義務化された。つまり24時間換気システムは、現代の住宅で快適かつ健康的に暮らすために欠かせない設備だ。24時間換気システムの役割
空気中の有害物質を排出する
室内にはホコリや花粉、PM2.5、黄砂などのさまざまな汚れがたまり、空気中にただよっている。24時間換気システムは、これらの有害な物質を含む空気を屋外へと排出し、キレイな空気を取り込む。シックハウス症候群を予防する
上述のとおり、24時間換気システムの設置が義務化された理由のひとつがシックハウス症候群だ。高気密の住宅内で換気を行わずに過ごすと、微量であっても家具や家電などから出る化学物質によって健康に影響が出るおそれがある。24時間換気システムは、シックハウス症候群の予防にも重要な役割を果たしている。3. 24時間換気システムの掃除の重要性と頻度

24時間換気システムを掃除した方がよい理由
24時間換気システムに付着するホコリや汚れを放置すると、汚れた空気が室内に放出されたり、換気扇が機能しなくなったりするリスクがある。吸気口や排気口、フィルターがホコリで詰まると換気の効率も低下するため、無駄な電気代がかかってしまう。フィルターの汚れ方は周辺環境や家族構成などによっても異なるが、2?3カ月程度で汚れはたまる。こまめに掃除を行うのが望ましい。交換するタイプのフィルターは、2年に1度の頻度を推奨しているメーカーが多いようである。4. 24時間換気システムは定期的な掃除でキレイに保とう

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