目次
- 1. キッチンの吊り戸棚のメリット・デメリット
- 2. 吊り戸棚の収納アイデア
- 3. キッチンの吊り戸棚は後付けできる
- 4. キッチンの吊り戸棚を上手に使いこなそう
1. キッチンの吊り戸棚のメリット・デメリット

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吊り戸棚とは
吊り戸棚とは、天井や壁の上部に設置される扉付きの収納棚だ。ウォールキャビネットとも呼ばれており、キッチンシンクの上に取り付けられるケースが多い。吊り戸棚のメリット
吊り戸棚をキッチンに設置すれば収納力がアップする。天井や壁など空いたスペースを活用するので、設置場所にも困らない。調理器具や食料品がスッキリと片付き、必要なときに取り出せる。吊り戸棚は高い位置にあるので、小さなお子さんの手が届かない。包丁やキッチンバサミなど危険な調理器具の収納場所におすすめだ。吊り戸棚のデメリット
キッチンシンクの上部に吊り戸棚があると圧迫感を感じやすい。身長が高い方は、調理や洗い物のときに頭をぶつけてしまう可能性がある。また、高い位置にある吊り戸棚は中に何があるのかわかりにくく、出し入れもしにくい。上の棚からものを取り出すには踏み台が必要なので、活用できていない方は多いだろう。2. 吊り戸棚の収納アイデア

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上下段を使い分ける
まずは吊り戸棚に収納するものを使用頻度で分類する。よく使うものは手が届きやすい下段に、あまり使わないものは上段に収納するのがポイントだ。頻繁に出し入れするものなら、引き出しなど他の場所に収納することも検討しよう。収納するアイテムをカテゴリー分けする
吊り戸棚の中は見えにくいので、カテゴリー分けでわかりやすく整理したい。定位置を決めておけば探す必要がなく、消耗品の管理もしやすくなる。ただし、落下すると危険なので、重いものは吊り戸棚には収納しないほうがいい。100均などの収納ボックスを使う
100均などで購入できる収納ボックスで、アイテムを分類するアイデアだ。取っ手付きタイプを選べば、高い位置にあっても出し入れがしやすい。サイズを統一すると重ねられるので、収納力がアップする。100均などのファイルボックスを使う
ラップ類やキッチンペーパー、ジッパーバックなどの消耗品は、ファイルボックスで整理しよう。ラップやアルミホイルは立てて収納でき、レシピ本や取扱説明書の収納にもおすすめだ。ファイルボックスごとにラベリングして、分類すればわかりやすい。吊り戸棚下のラックも便利
吊り戸棚の下に取り付けて使える吊り戸棚ラックに収納すれば、必要なときサッと手に取れる。よく使用するラップ類や調味料の収納に活用してほしい。2段タイプや、フックやタオルかけがついた多機能タイプもあるので、収納したいものに合った吊り戸棚ラックを選ぼう。3. キッチンの吊り戸棚は後付けできる

後付けする吊り戸棚を選ぶときのポイント
吊り戸棚を選ぶときはまずサイズをチェックする。吊り戸棚の底が目線より10cmほど上にあれば頭をぶつける心配がなく、出し入れもしやすい。ご自身やご家族の身長、キッチンのスペースにあった吊り戸棚を選ぼう。また、出し入れのしやすさを追求するなら、昇降機能付きの吊り戸棚がおすすめだ。電動や手動で手が届く位置まで下がるので、踏み台が必要なくなる。ほかにも水切りや小物用ラックがついた吊り戸棚もあるので、ぜひチェックしてほしい。吊り戸棚を後付けする際の費用の目安
一般的な吊り戸棚を後付けする場合、かかる費用の目安は5~10万円ほどだ。多機能なほどかかる費用は高くなり、電動の昇降機能付きタイプだと20万円くらいかかる。メーカーや選ぶ吊り戸棚によって費用は異なるので、まずは見積もりでチェックしよう。吊り戸棚をDIYで後付けする際のポイント
吊り戸棚は下地がないとしっかり固定できない。まずは下地チェッカーで下地がある場所を探そう。吊り戸棚は意外と重いので、必ず2人以上で作業してほしい。また、取り付けたい場所に下地がないなら、業者による補強工事が必要だ。DIYをするより、補強工事と取り付けを業者に依頼したほうがいい。賃貸にお住まいの方は要確認
賃貸にお住まいの場合は原状回復の義務がある。吊り戸棚を後付けすると、退去時に元の状態に戻すための費用がかかってしまう。あらかじめ大家や管理会社に確認しておくことが重要だ。4. キッチンの吊り戸棚を上手に使いこなそう

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