目次
- 1. 室外機の掃除方法
- 2. そもそも室外機とはどんな役割を果たしているのか?
- 3. 室外機の掃除をせずにいるとどうなる?
- 4. 室外機を掃除に適した時期や頻度は?
1. 室外機の掃除方法

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1.周辺のゴミを取り除く
枯れ葉や砂ぼこりといった室外機周辺のゴミを掃除してほしい。ホウキや小さなブラシを使って、裏側や下に入り込んだゴミをしっかりと除去しよう。なお、配管や接続部分に不具合が発生する可能性があるので、室外機を動かすのはNGだ。2.室外機本体の外側を掃除する
室外機本体の外側についた砂や泥汚れは雑巾で水拭きする。泥汚れが落ちない場合は、軽く水洗いしてから拭き取るとよい。ただし、大量の水をかけたり、下側から水をかけたりすると故障の原因になるので注意しよう。3.フィン(熱交換器)を丁寧に掃除する
フィン(熱交換器)とは室外機の裏側にある薄い金属板のことだ。掃除機のヘッドをブラシのものに付け替えて、フィンに付着したホコリや砂を吸い取る。あとは残った汚れを歯ブラシでかき出そう。フィンはデリケートなパーツなので、力の入れすぎには注意が必要だ。4.吹き出しグリルを掃除する
室外機の表側にある網状の部分で、クモの巣や枯れ葉などのゴミがつきやすい。大きなゴミを取り除いたあとは、水拭きでキレイにしよう。網目に汚れが入り込んでいるなら、歯ブラシでかき出してから掃除機で吸い取るとよい。5.室外機下の水抜き穴を掃除する
水抜き穴は室外機の下にあり、発生した結露を野外へ排出する役割がある。詰まらないように、割り箸や歯ブラシで届く範囲の汚れをかき出しておこう。6.排水ホース(ドレンホース)もチェックしておこう
排水ホースとは、エアコンの室内機で発生した結露を排出するためのホースだ。割り箸や歯ブラシで届く範囲の汚れをかき出す。奥に入り込んだ汚れを掃除したいなら「ドレンホースクリーナー」を活用しよう。空気と一緒に内部の汚れを吸い出すことができる。室外機内部の汚れは業者に頼んだほうが賢明
分解が必要になるため、室外機の内部を自分で掃除するのは難しい。無理に掃除しようとするとトラブルの原因になるので、専門的な技術をもったクリーニング業者に依頼するのがおすすめだ。内部のファンにゴミが絡まっている場合、放置すると故障する可能性がある。数年に1回ほど確認して、汚れている場合は業者への依頼を検討しよう。なお、料金の相場は5,000~2万5,000円くらいになる。2. そもそも室外機とはどんな役割を果たしているのか?

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室外機の仕組みと役割
室内機と室外機をつなぐパイプには、「冷媒」と呼ばれるガスが通っている。冷媒には熱を運ぶ役割があり、これを循環させることで室温を調整する仕組みだ。室外機が汚れているとスムーズに熱交換ができなくなるので、定期的に掃除をしてキレイに保とう。3. 室外機の掃除をせずにいるとどうなる?

エアコンの効きがよくなったり音が静かになったりする
エアコンの汚れを放置すると、熱交換が正常にできなくなることがある。掃除をすれば効率がアップするので、効きをよくすることにつながるだろう。また、汚れが原因で音が大きくなるケースは多く、掃除すれば解消することがある。消費電力が増えて電気代が高くなることも考えられる
汚れでエアコンが効きにくくなると、設定温度にするまでに余計な電力を消費してしまう。そのまま使用した場合、電気代が高くなる恐れがあるので注意。室外機への負担になり故障もしやすくなるので、定期的に掃除をすることが重要だ。4. 室外機を掃除に適した時期や頻度は?

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