目次
- 1. 羽毛布団をコインランドリーで洗うメリットとデメリット
- 2. 羽毛布団がコインランドリーで洗えるかどうかの確認方法
- 3. 羽毛布団をコインランドリーで洗濯する際に必要なもの
- 4. 羽毛布団をコインランドリーで洗濯する際の所要時間と料金
- 5. 羽毛布団が洗えるのは何キロの洗濯機?
- 6. 羽毛布団をコインランドリーで洗濯する方法
- 7. 羽毛布団をコインランドリーで乾燥させる方法
- 8. 羽毛布団を洗濯する頻度は?
- 9. 羽毛布団は自宅でも洗濯できる?
- 10. 羽毛布団をコインランドリーで洗濯してみよう
1. 羽毛布団をコインランドリーで洗うメリットとデメリット

Advertisements
コインランドリーのメリット
- 天候に左右されない
- ダニを退治できる
- 素早く乾燥できるため時短になる
- 洗剤や柔軟剤が不要なケースが多い
コインランドリーのデメリット
- 料金がかかる
- 待ち時間がある
- 羽毛布団を運んで店に行く手間がかかる
- 知らない人が使用した洗濯機に抵抗があると使いづらい
2. 羽毛布団がコインランドリーで洗えるかどうかの確認方法

洗濯機で洗える羽毛布団の洗濯表示
水洗いできるかどうかを洗濯表示で確認しよう。洗濯表示は新旧で異なるが「水の入った桶のマーク」や「洗濯機の四角いマーク」があれば水洗い可能だ。このどちらかにバツ印がついていれば、水洗い不可となる。ただし水洗い可能であっても、コインランドリーの洗濯機で洗うため、手洗い限定の場合はNGだ。乾燥機にかけられるかどうかもチェック
四角い枠の中に丸、その中心に黒丸が1〜2つ描かれた表示があれば、タンブル乾燥ができる。つまり乾燥機にかけられる羽毛布団だ。四角い枠の中に丸があり、黒丸がなくバツ印がついていてば乾燥機は使えない。また、タンブル乾燥については、ものによって表記がないケースもある。マークがない場合は「タンブル乾燥不可」などと注記されていることもあるため、確認してみよう。なお、洗濯表示の詳細については消費者庁のサイトをご覧いただきたい。(※1)(※2)
キルティング加工の有無も重要
羽毛布団の裏表を縫い合わせている、つまりキルティング加工が施されているかどうかも確認しよう。キルティング加工されている羽毛布団は、コインランドリーでの洗濯が可能だ。キルティング加工されていないと、洗濯の際に羽毛が片寄ってしまうため避けてほしい。水洗い不可の羽毛布団だったときは?
水洗い不可の羽毛布団だった場合は、コインランドリーでは洗えない。クリーニングに出すことを検討してみよう。3. 羽毛布団をコインランドリーで洗濯する際に必要なもの

持参するもの
近年では、洗剤が自動投入されるコインランドリーが増えている。その場合、必要になるのは羽毛布団とお金のみだ。しかし機種が古く、自動投入機能がないコインランドリーでは、洗剤や柔軟剤を自分で入れる必要がある。そういったコインランドリーには、洗剤の自販機が設置されているケースが多い。ただ、売り切れている可能性もあるため、初めて利用するコインランドリーには羽毛布団とお金、そして1回分の洗剤を持参すると安心だ。4. 羽毛布団をコインランドリーで洗濯する際の所要時間と料金

所要時間の目安
羽毛布団を洗濯する時間がおよそ30分。そして乾燥にかかる時間は、60〜80分程みておくとよいだろう。料金の目安
料金はコインランドリーや羽毛布団のサイズによっても異なるが、シングルサイズの洗濯から乾燥までを行うと、およそ2,000円程が目安である。羽毛布団の乾燥のみをコインランドリーでする場合の料金は?
乾燥機は、洗濯機とは異なり分単位で料金が設定されている。羽毛布団の乾燥のみを行う場合は、800円程度が目安となる。5. 羽毛布団が洗えるのは何キロの洗濯機?

Advertisements
洗濯機の選び方
シングル羽毛布団の場合、15キロ程度の容量がある洗濯機。ダブルの場合は、25キロ程度の容量がある洗濯機がよいだろう。乾燥機の選び方
乾燥機の選び方も、洗濯機と同様だ。シングルの羽毛布団には15キロ程度の容量がある乾燥機、ダブルには25キロ程度の容量がある乾燥機を選ぼう。洗濯容量と乾燥容量について
洗濯機と乾燥機が別々の場合は、上記のようにそれぞれの容量を確認して選ぶことができる。しかし、洗濯から乾燥まで全自動の洗濯乾燥機は、洗濯容量と乾燥容量が異なるのが一般的だ。基本的には、乾燥容量の方が小さくなる。洗濯容量に合わせて投入してしまうと、乾燥容量をオーバーする可能性があるのだ。そのため、洗濯乾燥機の場合は容量が小さい方に合わせるようにしよう。なお、容量とは「洗濯物が乾いている状態の重さ」である。6. 羽毛布団をコインランドリーで洗濯する方法

1.羽毛布団のカバーを外す
羽毛布団のカバーは外しておく。自宅で外してからでもよいが、羽毛布団と一緒に洗濯したい場合は、コインランドリーで洗濯機に入れる前に外せば問題ない。2.羽毛布団をコンパクトに畳む
洗濯機に入るよう、羽毛布団をコンパクトに畳む。半分に畳んでからクルクルと巻いていけば入るはずだ。入りにくい場合は、さらにコンパクトに畳む。縦に半分に畳んだあと、蛇腹に三つ折りにする。そこからさらにクルクルと巻いていこう。ここで注意したいのが、羽毛布団がうまく入らないからといって無理に押し込むと、しっかり洗えないおそれがある。コンパクトに畳んでから入れるようにしよう。3.洗濯機に入れて料金を投入する
羽毛布団を洗濯機に入れる際は、9割程埋まる容量にすることが重要だ。きつすぎてもしっかりと洗えず、隙間があり過ぎても空回りして洗濯機が止まるおそれがある。また、隙間ができるからといって羽毛布団とは違う種類の洗濯物を入れるのも避けよう。水を含んだときの重さが違うため、キレイに洗えない可能性がある。上記のポイントに注意しつつ、洗濯機に羽毛布団を入れて料金を投入しよう。
4.終わるのを待つ
洗濯が終わるのを待つ。洗濯乾燥機の場合は、ここまでで完了だ。洗濯機と乾燥機が別々の場合は、次の工程に進もう。7. 羽毛布団をコインランドリーで乾燥させる方法

1.洗濯機から取り出して空気を含ませる
洗濯機から取り出し、羽毛布団の生地を裏表から引っ張り空気を含ませよう。乾燥機に入れる前にこの作業をしておくと、ふんわりと仕上がる。2.コンパクトに畳んで乾燥機に入れる
羽毛布団を縦に二つ折りにし、ドラムに沿うように入れる。乾燥機は、3割程度埋まる容量を目安にしよう。3.料金を投入して乾燥が終わるのを待つ
料金を投入し、羽毛布団の乾燥が終わるのを待つ。乾燥の途中で裏返すと効率がよい
乾燥中にドアを開閉できるコインランドリーであれば、約20分おきに羽毛布団を裏返すと生乾きを防げる。乾燥が終わったあとの「熱をとる」作業も重要
乾燥が終わったあと、自宅に持ち帰ってから30〜60分ほど外気に当てて熱をとろう。乾燥機から出した温かい羽毛布団は、冷めると同時に布団内部に湿気が発生する。その湿気を放置すると、カビの繁殖につながってしまうのだ。風通しのよい場所でしっかり湿気を取るようにしよう。ふんわり仕上げたいときはシートタイプの柔軟剤がおすすめ
コインランドリーの乾燥機には、液体ではなくシートタイプの柔軟剤を使用する。ふんわりと仕上がり、静電気も抑えてくれるためおすすめだ。8. 羽毛布団を洗濯する頻度は?

年1回を目安にしよう
羽毛布団の洗濯は、年に1回を目安にするとよい。おすすめは梅雨の時期だ。湿気がこもるとカビが発生するだけでなく、ダニが繁殖しやすい環境になる。この時期に羽毛布団を洗うことは、ダニ対策にもなるのだ。9. 羽毛布団は自宅でも洗濯できる?

洗濯は可能だが失敗を防ぐならコインランドリーがおすすめ
羽毛布団は自宅でも洗濯可能だ。しかしすすぎが足らず、洗剤が残ってしまうという失敗が多い。さらに乾かすだけで2日程かかるため、天候にも大きく左右される。失敗を防ぐためにも、コインランドリーがおすすめだ。羽毛布団をクリーニングに出すのはどう?
羽毛布団を洗いたいときは、クリーニングに出す方法もある。洗濯の手間がかからず、プロに任せれば失敗も少ない。宅配クリーニングなら、羽毛布団を持っていく必要がなく、長期保管サービスを行っている店舗もある。これらがクリーニングに出すメリットだ。その一方で、コインランドリーよりも料金が高くなる場合が多く、返却までに時間がかかるといったデメリットもある。シーズンオフなど、場合によってはクリーニングに出すのもよいだろう。10. 羽毛布団をコインランドリーで洗濯してみよう

Advertisements
結論
冬場に重宝する羽毛布団。いくら寒い時期でも、毎日使っていると衛生面が気になってくるだろう。そのようなときは、コインランドリーで洗濯するのがおすすめだ。コインランドリーで洗濯するメリットやデメリット、洗濯可能かどうかなど、気になることがあればぜひ当記事を役立ててほしい。(参考文献)
1:消費者庁「洗濯表示(平成28年11月30日まで)」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash.html
2:消費者庁「洗濯表示(平成28年12月1日以降)」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/wash_01.html