目次
- 1. レンジフードのフィルターに溜まる汚れとは?
- 2. レンジフードのフィルター掃除をする前の準備
- 3. レンジフードのフィルター掃除方法
- 4. レンジフードのフィルター掃除の頻度は?
- 5. レンジフードのフィルター掃除を楽にする方法
- 6. レンジフードのフィルター掃除をプロの業者に頼む手もある
1. レンジフードのフィルターに溜まる汚れとは?

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油やホコリなど
レンジフードのフィルターが汚れる主な原因は、油やホコリだ。換気しながら調理すると、蒸発した油がフィルターに付着する。さらに空気と一緒にホコリやチリを吸い込み、ベタベタとした油にくっつく。こういった汚れが蓄積すると落としにくくなるので、早めにフィルターを掃除することが重要だ。油汚れには「アルカリ性洗剤」が効果的
レンジフードのフィルターに付着する油汚れには、酸性の性質がある。掃除の基本は中和なので、アルカリ性の洗剤を使用すれば効率よく落とすことが可能だ。市販の洗剤と比較すると洗浄力は劣るが、同じくアルカリ性である重曹やセスキ炭酸ソーダを活用してもいいだろう。2. レンジフードのフィルター掃除をする前の準備

電源プラグを抜く(ブレーカーを落とす)
電源が入る状態でフィルター掃除をすると、誤作動や感電が心配だ。電源プラグの位置はレンジフードの説明書で確認できるが、見つからない場合はブレーカーを落とそう。キッチンまわりを養生する
フィルター掃除をするときは、汚れが飛び散ってまわりに付着しないように養生したほうがいい。ガスコンロの上に新聞紙を敷き、壁にも養生テープを使って貼り付けよう。あとは床にはビニールシートを敷いて、滑らないよう養生テープで固定すればOKだ。フィルターを取り外す
フィルターの外し方は種類によって異なるので、説明書で確認しておこう。レンジフードが深い「深型レンジフード」の場合は、フィルターの手前にある取っ手を持って上にズラせば取り外せる。浅い「浅型レンジフード」では、固定しているネジをゆるめて外してほしい。下部が板でおおわれた「整流板付レンジフード」なら、まず固定方法をチェックしよう。ネジをゆるめるか、左右の固定ストッパーを押し上げて整流板を外してほしい。それから手前についた持ち手を上にズラして、フィルターを取り外そう。3. レンジフードのフィルター掃除方法

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セスキや市販のアルカリ性洗剤で洗う場合
- 広げた新聞紙の上にフィルターを置く
- セスキ炭酸ソーダ(スプレータイプ)かアルカリ性洗剤を吹きかける
- 30分ほど放置する
- 雑巾で水拭きして汚れを落とす
- 水拭きを繰り返して洗剤が落ちたのを確認したら乾拭きをする
重曹を溶かしてつけ置き洗いをする場合
- 大きめの鍋にお湯を沸かす
- 水1Lに大さじ5杯の分量で少しずつ重曹を入れて溶かす
- 火から鍋を下ろしたら火傷しない温度まで冷ます
- ゴミ袋(40L)にフィルターを入れる
- ゴミ袋の中に重曹水をそそいで口を閉じる
- 1~2時間ほどつけ置きしたらフィルターを取り出す
- スポンジや古い歯ブラシで擦って汚れを落とす
- フィルターをキレイにすすいだら乾燥させる
4. レンジフードのフィルター掃除の頻度は?

1?3カ月に1回を目安に
レンジフードのフィルターを掃除する頻度は、1~3カ月に1回を目安にしよう。レンジフードをよく使用するご家庭ほど、フィルターが汚れやすい。毎日調理をするなら1カ月に1回、ほとんどしないなら3カ月に1回と考えるといいだろう。5. レンジフードのフィルター掃除を楽にする方法

「外付けフィルター」を取り付ける
外付けフィルターを取り付ければ、フィルター本体に汚れが付着しにくい。フィルター掃除の手間が軽減でき、さらにレンジフード内部が汚れにくくなる。金属やガラス繊維フィルター、不織布など種類はさまざまだ。使い捨ての不織布タイプなら汚れたら交換すればよく、取り付けや取り外しも簡単だ。ただし、換気能力がやや落ちる、可燃性の素材だと危険といったデメリットがあるので、事前に確認しておこう。6. レンジフードのフィルター掃除をプロの業者に頼む手もある

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